またNAVERとかサイバーエージェントとかDeNAとかが剽窃ことに対して顔を真っ赤にして怒りを書いているのか?と思うかもしれませんが、今回は少々違います。
2016年の11月後半から似非キュレーションメディアの話題を見ない日はほぼありませんでした。*1
その中で話題になった記事の1つがプロカメラマンである有賀正博さんか書かれた記事で、かなり注目を集めました。
>>キュレーションメディアに写真をパクられたら請求書を送ることにした
上記の記事を見て中には似非キュレーションメディアを運営するサイバーエージェントやリクルートにメールで請求をされた方もいるのでは無いでしょうか?
しかしながら、あくまでもライターの責任であり支払いはしませんという返答を受け取った方の方が圧倒的に多かったと思います。
自分の写真はあくまでも素人のものだし、プロとは違うから請求も出来ないだろうなと諦めた方もいると思います。
実際僕もサイバーエージェントに支払いうようにメールをしましたが、最初の返信は「大変恐縮ですが、金銭のお支払についてはお受けいたしかねます。」という内容で終わりました。
しかしどうしても納得が出来なかったため返信をした結果、請求金額2万円に対して3万円*2を支払ってもらうことになりました。
でも、なぜ態度が変わって3万円を支払うことになったのか?
それは、「by.S」はCGM*3の範囲を超えて、ライターに記事を依頼していたからということでした。つまりプロバイダ責任制限法の範囲外になる可能性があるということです。
そこからキュレーションメディアのあり方について考えてもみました。
*1:あくまでも私見ですが本来のキュレーションメディアは散らばった情報をまとめ新たな付加価値を出すものであり、話題になっているキュレーションメディアは情報の羅列に過ぎず新たな付加価値を出していないため似非キュレーションメディアとしています
*2:この3万円はサイバーエージェントに対して著作権関係で裁判を起こす人がいたらそのまま寄付を行いますのでご連絡ください。
*3:CGM=Consumer Generated Media コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア でプラットフォームは用意するから後は規約の範囲内自由に書いていってね、というメディアのこと