たまに子どもの頃に親につかれた嘘を思い出す鈴木です。
子どもの頃って、素朴な疑問を親にして、親を困らせた事ってありませんか?
そんな嘘を少し書いてみたいと思います。
生理用品はお父さんの痔のためにあるんだよ
子どもの頃、そう小学校低学年くらいですね。
トイレにある生理用品。これって何だろう?と不思議に思いませんでしたか?
そこで、思わず母親に質問をしました。
「これって何?パンツの絵が書いてあるよね」
「これはね、お父さん、痔でしょ?痔だとパンツが汚れちゃうからお父さんの痔が酷い時にしてもらうの」
と母親は答えました。
当時、痔だけは理解していたんですね、自分でもよくよく考えて痔なんてものをよく理解していたな~と思います。
ぼくはどこから生まれたの?
「ぼくはお母さんのお腹から出てきたんだよね?でも、どこから出てきたの?」
「ここに傷があるでしょ?ここを切って取り出したんだよ」
と盲腸の傷跡を見せながら、母親は答えました。
そっか~、子どもを生むって大変だな~、3人姉弟だから3回も切った事に驚いていた純粋な子ども時代でした。
あの男の人、まだ赤ちゃんだね
30年以上前はテレビで男女の絡みのシーンは普通にありました。
「あの男の人、大人なのにおっぱい吸ってるよ~」
「そうね、男の人はいつまでたっても赤ん坊だからね」と母親が答えます。
「ぼく、もう吸わないから赤ちゃんじゃないね」
「どうだろ、大人になったら懐かしくてまた吸うかもよ」
「そんな事、ないもん」
未だに子どもです(^^;
子どもって、どうやって作るの?
「子どもって、男の人と女の人がいないと出来ないんでしょ?でも、どうやって作るの?」
「キスをする時に、唾が身体の中に入って出来るんだよ」
「じゃあ、お母さんとキスしたから、お母さんに赤ちゃんできちゃうの?」
「子どもとキスしても赤ちゃんは出来ないんだよ」
なんか、子どもと大人の違いは何だろう?と思った幼稚園の時でした
大人と子どもの違いは?
「じゃあ、大人と子どもって何が違うの?」
「お父さんもお母さんもお股にお毛々が生えているよね。お股にお毛々が映えると大人なんだよ」
「そっか~」
そんな事で納得した単純明快な幼稚園児でした。
何で今日、お赤飯なの?
私には、ちょっとだけ年の離れた姉がいました。
「ねえ、なんで今日、お赤飯なの?」
「お姉ちゃんが大人になったからだよ」
「え?おねえちゃん、お股にお毛々が生えたの?」
なんて、無邪気な幼稚園児だったんだろう・・・・・
ちょっと下品な優しい嘘
子どもの頃に親からつかれた嘘って、下品な事もあるけど、子どもを思う優しさがありますよね。
今にして思えば、結構親って、子どもといるとスリル満点なのかな?と思います。
今日はどんな質問が飛び出してくるんだろう?って。
でも、こういうのって事前に考えておくのかな?とか母親同士のネットワークで情報交換しているのかな?なんて思いますよね。
今なら、ネットで調べられそうですけど、30年以上前なんて、本当にどうしていたんでしょうね?
初めて自分から自分のパンツを洗った日
親に言われなければ洗濯なんて、親まかせ。
でも、初めて自分から自分のパンツを洗った日、これが大人になるって事なんだな~と事前知識を持っていた自分は大丈夫でした。
でも、母親になんで、珍しく自分からパンツを洗ったのかたずねられて、それからしばらく毎日洗濯をするはめになったのは良い思い出。
30年くらい前まで、男の子用の性教育なんて、小学校ではありませんでした。
今って、事前に教育受けているのか、気になる今日このごろです。