昨日は、久しぶりに更新をサボった鈴木です。
先日、リリースされたばかりのnoteを使ってみた感想を書いてみたいと思います。
note
新しいウェブサービスで、写真やテキスト、音声に動画をアップロード出来るツイッターのようなインターフェースを持っています。
アップロードしたものは、100円～10000円で販売出来ます。
つまり、一般的なウェブコンテンツを個人間で簡単に売買出来るサービスです。
登録は、運営会社であるCakesのIDかFacebook、Twitter等のIDを利用して簡単に登録出来ますが、メールアドレスは必須となっています。
アップロード編
試しに売買してみようと、２つのアカウントを作成。
１つで販売して、１つで購入してみるという事に。
実害は100円なら15円。ただし、1000円以上にならないと振り込んでもらえないので、やる気が無いなら100円そのままの損だけど、まあ、物は試しです。
で、１つのアカウントで写真をアップしてみました。
アップロードそのものは非常に簡単で、フォルダからのドラッグでアップロード出来ます。
アップロードした写真には説明を記入出来ます。カバーとなる写真は、右上のマークで上下させて一番上にさせる事で選べます。上下のマークで上に線がついているものをクリックする事でもカバーとなる写真は指定出来ます。
最後に有料か無料か設定出来ます。
今回は100円～10000円で設定出来ます。
100円で設定して売れると、手数料10%、決済手数料5%を引かれ85円が入ってくるという事です。
で、1ヶ月間で1000円以上になると、振込手数料260円がかかりますが、振り込んでもらえるとの事です。
今回は試しに100円で値段設定しています。
次はログアウトして別のアカウントを登録して、商品を探します。
探せない
ログアウトして、suzukidesu_comのアカウントを探そうとします。
が！探せません！
いや、まじめに探せないんですよ。検索機能が無い！
ひょっとしたらあるのかもしれませんが、発見出来ませんでした。
これは致命的なミスですね。直感的で解りやすいインターフェースが無いって事ですから。検索は当然あるべきでしょうね。
検索機能が発見出来ないコマースサイトって、非常に珍しいです。
恐らく、これはすぐに改善されるのかな？と思っています。
もし、検索方法があるのなら、教えて下さいm(__)m
しょうがないので、URLを直接、叩いて探します。
今回の鈴木のnote用のURLは、
となっていますので、URLをコピーして、別のアカウントでログインした状態で直接URLで見つけました。
で、アップロードした写真は横解像度550pxくらいで見る事が出来ますが、この解像度で見れるのは、カバーにした写真のみで他は小さなサムネイルのみです。
買ってみる
実際に買うにはまず、アップロードされたエントリーをクリックします。
写真が異なりますが、こんな感じです。
そして、「ノートを購入して続きをみる」をクリックすると決済画面に移り、後は普通に決済を終えます。
購入すると、下記の画面のように全ての画像が横解像度550pxくらいで見る事が出来ます。
なお、見る事が出来るだけです。
ダウンロード機能とかはありません。
ただし、右クリックで画像を名前をつけて保存を行えば保存は出来ます。
購入後に発見した問題点
例えば、写真ならデスクトップの壁紙とか素材とかで販売するのも面白いですよね。画像は1枚5MBまでなので、それなりに大きなファイルがアップロード出来るのかな？と思ったのですが・・・・
アップロードした写真は、1920✖1280のフルスペックに対応したものでしたが、アップロードして、Windowsの機能でローカルに保存してみると、
1280✖853
になっていました。
つまり、今どきのパソコンでフルスペックPC用に壁紙の販売でも・・・と思っても、元々その解像度で出力出来ないという事です。
また、Exif情報も消えていませんでしたので個人情報を気にさせる方は気をつけて下さい。先にExif情報を削除してからアップロードされる事をお薦めします。
ただ、恐らくこのnoteのコンセプトは、アップロードされたものは、noteという小さなメディアであり、あくまでウェブで楽しんでもらうもの、という認識のように思います。
他の問題点
既に他のサイトで書かれていましたが、「特定商取引法に基づく表示」がなんか曖昧のような感じがします。
販売主体者が、個人に属するのなら本来記載は必須ですが、別に書かなくても現段階では問題ありません。
ただし、購入者から請求があった場合は開示しないといけないと思いますが、どうもこの手順大きな問題があると思います。
その理由にとりあえず、メールアドレスだけでまずは登録出来てしまう事です。
例えば、メールアドレスだけで登録して、その後、怪しい情報商材を10000円で販売しても、良い訳です。
ただし、代金は銀行振込なので、後でどのみち銀行口座はアップしないといけないため、身分はバレるのですが。
ただし、詐欺として訴えても即座には誰が販売者か解らなく裁判は長期化しそうに思います。
今後、このあたりの対策をどう行うのか？という事になります。
モール型のコマースサイトでも、販売主体者をモールとして、「特定商取引法に基づく表示」をテナントにさせていないところもあります。
審査基準を厳しくして、このようにするのか、それとも楽天のようにテナント側にきちんと書かせるのか、どっちになるのか早く知りたいものです。
スタートアップ
ただ、まさに今、このサービスはスタートアップしたばかりに思います。
グロースハック的な手法でドンドン改善されていくように思いますので、今後に期待しています。
追記
メールでも購入したものは届きます。
まだ写真しか行っていないので、他のコンテンツはどうかまだ解りません。
