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アクセス解析担当者を苦しめる質問5選 こんな上司やクライアント嫌だ!

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昨日はセミナー2つに参加してきた鈴木です。久しぶりに都内を歩くと疲れますね。

そのセミナーの1つがこちら

ウェブアナリスト養成講座「ウェブマーケティング分析に必要な素養としての統計」に参加してきました | 鈴木です。~初心者専用ウェブ解析を考えるブログ~

読まれない方のために、アクセス解析イニシアチブという団体があり、そこが主催のセミナーでした。
講師は、衣袋宏美さん。
Google Analyticsについては日本でも物凄く有名な方です。書籍も沢山出されています。

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こんなに出してたんだ・・・・競馬の本まで(笑)
ウェブ解析をする上で、データに騙されないように!というのがメインの話でした。

それと、本日気になった記事

ウェブ解析の極意 - WEB戦略コンサルタント 権成俊のブログ

 

本来、アクセス解析というのは、サイトの傾向を捉え、問題点を把握するために使うツールです。
また、慣れてくると、上記で紹介している記事の通り、概念モデルとフィットしているかの確認作業で終わるようになります。
もしくは、仮説を立てて、仮説通りになっているか確認するためにも使います。

前置きが非常に長くなりましたが(駄目なエントリーの例として扱って下さい)、ようやく本題です。

ところが、この傾向を捉えるためにある事や概念モデルとフィットしているか判断するために、アクセス解析ツール使う事を理解していないクライアントや上司の多い事、多い事。
それに悩まされている方も多いかと思います。
そんな理解してくれない方からよくある質問5選をご紹介。

売上が合わない

Google Analyticsにせよ他のアクセス解析ツールにせよ、コンバージョンタグを入れて、売上の傾向を見ているコマースサイトは多いと思います。
でも、売上が場合によっては3割くらい実際の売上とアクセス解析ツールではズレる事があります。

理由は様々です。1stパーティークッキーを使用していない解析ツールを使っている、タグブラウザにより弊害、IEの2000バイト問題 etc

そんな時、クライアントや上司は、解析ツールは使えない!とか何で正確な数字が出せないんだ!とか言われた事がある人も多いのでは?

そんなもん、売上のトレンドが実際の売上と異なるのなら問題だけど、トレンドが同じならそれで良いじゃないか!と言いたくなりますよね。

正確な売上を見たいのなら、コマースサイトを構築しているツールの方で見てろよ!と言いたくなります。

直帰している人の滞在時間を知りたい

Google Analyticsでは標準では直帰している人の滞在時間を測れません。
でも、そんな理屈はクライアントや上司には通じない事が多々あります。
こういう時は、素直にGAの改修を行うか、直帰している人の滞在時間も測れるアクセス解析ツールを入れるかですよね。

同じ質問として、離脱している人の最後のページの滞在時間を知りたい、というのもあります。

なお、2つのアクセス解析ツールを入れると、今度は何で数字が違うの?というツッコミが頻繁に増えるので注意しましょう。

そもそも何で人が来てくれないの?

同じ質問として、何でPV(UU、訪問回数)が上がらないの?

というものもあります。
その理由を調べるのが、ウェブ解析の役目です。理由を調べて最適な集客方法を提案するのが仕事です。

でも、アクセス解析ツールを入れて、少し数字の見方を覚えたクライアントや上司は、すぐに上がらない理由を聞いてくる傾向にあります。

また、全く集客に関するアプローチをしていないのに(普通のホワイトハット的なSEOも含めて)、上がらない事に文句をいうクライアントもいますよね。これは、どちらかと言うと制作側に文句が行く傾向にあると思います。

何で広告のCVRと解析ツールのCVRが違うの?

この仕組を説明してすぐに理解してくれるクライアントや上司なら良いのですが、全く理解してくれない、というよりは覚える気が無い上司がいるのには困ったものです。

クライアントに関しては、覚える気が無いのなら自主性が無いという事で怒り出すコンサルタントの方もいるとかいないとか。

でも、やはりコンサルタントを入れてもクライアントのやる気で全然違ってきますよね。

ブログ(SNS)ってどうだろう?

どうも最近、ブログとかSNSに手を出したがるクライアントが増えているらしいですが、肝心のサイトの中身が無ければ、まったくもって意味が無い事を理解していない人が多いようです。

中身があって、初めてブログやSNSで拡散するのであって、中身の無いサイトやどこにでもある商品しか扱っていないサイトでは拡散がまず発生しない事を理解していません。

以上、アクセス解析担当者を苦しめる質問5選でした。

まとめ

ただ、一番の問題は理解してくれない!で終わらせるのではなく、どうすれば理解してもらえるか、上手くプレゼンをして理解してもらえるようにする事です。

まあ、自分でも解っているけど、中々難しいんですよね(^^;


そんなウェブ担当者にお薦めです

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