鈴木です。別館

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アクセス解析が不要な場合を考えてみる

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今日でめでたくはてなブログ3ヶ月を迎えられた鈴木です。

最近、アクセス解析って、やらなくても良いんじゃね?と思う機会が多くありました。実際にアクセス解析をしなくても良いパターンをあげてみます。

  1. アクセス解析から得られるデータで改善をしない場合
  2. アクセス解析のデータがレポートのみとなっている場合
  3. アクセス解析をする必要性が無いほどウェブマーケティングを行っていない場合
  4. 現段階において、アクセス解析をする必要性が無いほど売れている場合
  5. アクセス解析ツールの数字検証をしない場合

アクセス解析から得られるデータで改善をしない場合

これは、もっとも言われている事ですね。
アクセス解析から得られたデータを持って何も改善をしないのなら、そもそもアクセス解析なんてしなくても良いというものです。

個人ブログでも、例えば流入元を観て、オーガニック検索が少ないから何か問題があるのかな?とか少しSEOを考えてみようかな?というレベルでも良いと思います。

オーガニック検索が少ないのか・・・終了

ならしなくても良いですよね。

何でも良いから、アクセス解析から得られたデータでアクションを起こす事が出来るのなら、それだけでアクセス解析の意味が出てきます。

アクセス解析のデータがレポートのみとなっている場合

これは、先に挙げている「アクセス解析から得られるデータで改善をしない場合」とほぼ同義です。

ただ、企業なんかでは、このためだけにアクセス解析ツールが使われている事が多々あります。上の人間に報告するためだけに、アクセス解析ツールを使っているわけです。

たちが悪いのは、上の人間がアクセス解析は数字のみを得るためのツールであると勘違いしている場合です。

UUが減った!PVが減った!どうするんだ!何をするんだ!何をしてPVやUUを上げるんだ!何か対策をうて!

と言う事を言い出したら、終わりでしょう。

アクセス解析ツールが何故、UUやPVが減ったかを調べるために使うツールという事を認識していない事もよくあります。

確かにアクセス解析ツールは現状を知るためにも使いますが、現状を知ってどうするか考えるのが重要であり、PVやUUだけが現状を表す数字ではありません。

アクセス解析をする必要性が無いほどウェブマーケティングを行っていない場合

こういう企業は減ってきていますが、ただサイトを作って終わり、という企業はまだまだあります。

制作会社に依頼して作成して、その時に製作会社からGoogle Analyticsも入れておきますね~と言われたものの、放置・・・なんて事はよくある話に思います。

更に、その時のGoogleアカウントを忘れてしまい更に放置・・・なんて笑えない話もあるようです。

現段階において、アクセス解析をする必要性が無いほど売れている場合

滅多に無い事ですが、例えばコマースサイトで1日に出荷出来る商品数が100個までで、常に100個以上の受注を受けており、それ以上の生産が出来ず、事業の拡大も行わない(行えない)場合は、アクセス解析をする必要性が現段階においては無いと言えます。

行ったところで、何をするの?という事になりますよね

厳密に言えば、アクセス解析のデータ等から価格を上げても良いのか?とか調べる事も出来ますが職人気質で価格値上げを考えていないのなら、不要になります。

事業拡大を考えているのであれば、必要になりますが事業拡大を考えていないのであれば、現状では行う必要性は無いと言えます。

アクセス解析ツールの数字検証をしない場合

アクセス解析ツールは、本来は傾向を調べるためのものです。

アクセス解析ツールはどんなに設定を行っても実際の数字とはズレが発生します。そのズレの範囲を把握した上で行う事が重要です。

ズレが前後5%くらいなら充分な傾向値として使える数字が得られます。

ただし、そのズレが2割3割ズレていたらどうでしょうか?意思決定のためのツールとしては使えません。

アクセス解析ツールから得られる数字が実際の数字とどれくらいの差があるか精査した上で使う事が必要です。しかしその精査を全く行わないのであれば逆に危険な場合もあるので、アクセス解析ツールのデータは使うべきではありません。

他のものから得られるデータから見た方がマシです。

導入したての頃は数字の検証を行うべきです。例えば2つのアクセス解析ツールをいれてみるとか。

それでも無理なら専門家へ相談

もし、アクセス解析ツールを入れても検証出来る人材がいないのであれば専門家に頼むという事も出来ます。少々コストはかかりますが、検証をしないで間違った数字で意思決定を行ってしまうよりは、安全ですしトータルで安く済みます。

問題は信頼できる専門家をどう見つけるかですが。

 

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