もう何年ぶりだろう?小説を読むのは、というくらい久しぶりに小説を読んだ鈴木です。
表題の寺地はるなさんをご存知の方も多いはず。
そう、はてなブログのブロガーさんです。
先日のエントリー
で、読める事を知り、当日にアマゾンで購入しようとするが、品切れ中で買えず、先日、
を読んだ時に、再度、AMAZONに行ったら注文OKになっていたので、早速購入した次第です。
感想は、寺地はるなさん要素満載で物凄く楽しく読めました。
感想
寺地さんのブログを読まれた方なら判ると思いますが、何か表現する時の擬音というのかな?、これが物凄く独自の世界観を出しているんですよね。
また、思いもしない例えが非常に面白い。よくこんな例えを思いつくな~と思った次第です。
また、恐らくは敢えて、ズレを狙ってかいているところとかも面白い。
主人公は30歳のバツイチ女性。
この女性が、ブリジット・バルドーという懐かしい女優を例えにするのがなんか妙に面白かったというか、不思議だった。
ジョン・マルコヴィッチも同様。
また、前編を通して、寺地さんはかなり映画を見ているんだな~と解った。
あれ、これって何の映画だったっけ?ああ、キャリーか!とか。
こういう例えで使うんだな~とか。
好きなフレーズ
この小説で一番好きなフレーズは
わたしはわたしでないものになりたい
なんか、こういう格好良い台詞を思いつくのは、憧れる。
注意点
実際に読んでいると、えこ (id:bambi_eco1020) さんが書かれている通り、寺地さんのブログが好きな人が読むと、
ただし、いちいちツッコんでいると本筋を忘れるので注意が必要です。
と書かれている通り、まさに本筋忘れるので、注意が必要でした。
でも、注意忘れて、読みなおして思ったよりも読むのに時間がかかりました。
アマゾンでまだ在庫があるので、近くの本屋で売ってない!という方は覗いてみて下さいね。
なんか、はてなの標準機能のものだと上手く表示出来ない。なんでだろう?
以上、読書感想文になっていない、読書感想文でした。