今日（というか既に昨日）、ちょっと飲み会に行ってきたのですがその席で「人生で食べた一番美味しいものは何だった？」という話になりました。
これってとっさに思いつく人ってどれぐらいいますか？
僕はとっさに思いつけられなかったんですよね。帰りの電車の中でもずっと考えていたのですが、結局明確な答えは出せませんでした。
一番美味しかったもの
その席に居た人が、採れたてのウニを食べたことがあってそれが一番美味しかった！と言ったのですが、そういう風に明確に思い出せるのって凄く印象深かったんだろうな～って思うんですよね。
それだけ鮮明に覚えていられるほどのものって食べたことが無いかもしれない。
覚えているというよりは感動を覚えているのかもしれないのかな？と思ったり。
思い出せた美味しかったもの
その席で何が一番美味しかったのかな？と考えて感動したものを思い出していたのですが、そういえば学生時代に伊豆に行った時に食べた本マグロの中トロは滅茶苦茶美味しかったのを思い出しました。でもそれは学生時代の想い出としてよかったことも加えられているのかな？と思ったり。
そんな時、その席に居た人が「案外子どもの頃に食べた何気ないものが一番美味しい想い出として残っているかもしれませんね～」ということ言いました。
それ！
子どもの頃、毎週土曜日の夜9時頃に家の前を通る屋台のラーメン屋があるのですが、そのラーメン屋を凌ぐ味のラーメンって僕の中では無いのですが、それが本当に美味しかったのかどうかも今となっては思い出せないんですよね。
でも、まだ家族がまとまっていた子ども時代の良い想い出として残っているから凄く美味しかったという記憶しているのかな？と思ったり。
味の記憶はシチュエーションとして残る
帰りの電車の中でずっと考えていて出た結論は味よりも何かの想い出と一緒に鮮明に残っているものが一番美味しかったものとして記憶に残っているかもしれないと思いました。
学生時代よりも今の方が当然金銭的な余裕もあるのでそこそこ値段のはるものも食べているはずなのにここ数年で感動した味というものが無いんですよ。
むしろ嫁と付き合い始めた頃に食べたものの方が味を鮮明に覚えていたり、子どもの頃に食べたものの方が美味しかったような気がしたり。
もちろん凄く美味しいものを食べた時は凄く美味しい！とその時は思うのですが鮮明には覚えてないんですよね。多分、美味しい！という気持ちよりも美味しいものを食べたというシチュエーションが記憶として残って一番美味しいという記憶として残るのかな？と思います。つまり誰かと一緒に食べたから凄く美味しい！人生で一番美味しい！という記憶になって残っているような気がします。
今までの人生で一番美味しかったものは何ですか？
