昨日読んだエントリー
弟へのコンプレックスについて書かれています。
幸い?僕には弟や妹は居ないのですが、姉と兄はおり子どもの頃は姉と兄に尊敬と共にコンプレックスも相当あったな~と思い出しました。
姉と兄の才能に悩む弟
僕には5歳上の姉と3歳上の兄がいます。
小学生まではこの姉と兄の存在に物凄いコンプレックスを感じてました。
姉の才能
姉は物凄く運動神経が良かったのですが、かたや僕はどちらかと言えば運動神経は悪い方でした。
僕が小学1年生の時、姉は6年生。
運動会でクラス対抗のリレーがありました。クラスから男女各3人が選出され(当然クラスで足の速い順に各3人)リレーを行います。小学生なので6年生が一番速く走るのですが、そのリレーで姉が男子3人ゴボウ抜きするのを見て凄い!と思いながらも嫉妬がありました。
僕は当然、小学校の時、そんなリレーに選出される事はありませんでした。
小学生の時、姉は担任より絶対に陸上の道に進むべき!と言われたものの中学に入ってテニス部へ。
当時、エースをねらえ!が凄い人気でした。割りとミーハーな姉でした。
テニス部に入った姉は持ち前の運動神経から唯一1年生でレギュラー入りに。
当時は僕は知りませんでしたが、レギュラーから外された2年の先輩を中心にいじめにあっていたそうです。よくある話ですね。
それでも姉は中学2年の2学期からテニス部部長を務め、一切のいじめを無くした姉は凄いと思いました(姉の後輩で姉を慕っていた人から聞きました)。
凄い姉ですが、姉の運動神経には本当に凄いコンプレックスがありました。
小学生の時まで心臓の関係で運動を規制されていた僕にしてみれば、自由に、しかも物凄い運動神経を持つ姉に、何で同じ姉弟でこんなにも違うんだろう?と物凄く嫉妬をしていました。
兄の才能
兄は兄で幼稚園の時のIQテストで150を出しており(幼稚園児なので大人の知能指数とは同じになりませんが)、小学生まではまったく勉強も何もせずに凄い点数をテストで取っていました。ただ、奇怪な行動が多く母はよく学校に呼び出されていましたが。
子ども心に凄い知能を持つ兄に嫉妬していました。一方の僕の小学校当時の成績は中の下。何で同じ兄弟でこうも成績が違うのか、兄に物凄い嫉妬を持っていました。
兄は中学に入りバスケット部へ。2年からバスケット部の部長となり、姉ほどでは無いにせよ、運動神経は良い方でした。
当時、ダッシュ勝平が人気でした。割りとミーハーな兄でした。
姉・兄の顔へのコンプレックス
姉と兄は父親似、僕は母親似でした。
父方は美形が多く、従兄弟で小さい地方の市ですがその市のミスに選ばれる人も2人いたくらいです。
一方の僕と言えば、純日本人顔というか・・・
まあ、モテる顔ではありませんね。
姉・兄はそれなりに彼女・彼氏がいて青春を謳歌している感じでした。
一方の僕はと言えば・・・・
姉や兄にしてみればあった弟へのコンプレックス
ただ、姉・兄からすれば僕にコンプレックスを持っていたそうです。
そのコンプレックスは母を独り占めしているというものだったという事。
これは僕が幼稚園くらいまでの話ですが、心臓に問題があったため姉や兄はしばしば母の実家に預けられ、僕は母といろんな病院通いをしていました。
まだ幼い姉や兄にしてみれば、母親を独占している弟に見えたという事でした。
離れて暮らして開放されるコンプレックス
姉や兄へのコンプレックスは大学への進学のため上京した頃から無くなりました。
一緒に暮らしているとどうしても比べてしまう事があるのですが、離れて暮らす事でようやくそのコンプレックスから開放されました。
もっとも大学に入ってからはいろんな才能の人にあって、そういう人に対してのコンプレックスが生まれてきたのですが。
けれども大人になるにつれ、自分は自分、人は人という事を理解していく事でコンプレックスは無くなってきました。
というかオッサンになった今では笑い話にもなります。
そうは言っても、やはり20代の中頃までは頭で理解していても心はそれに縛られていましたね。
まとめ
兄弟へのコンプレックスはかなり重く自分に返ってきます。離れて暮らす事でようやく開放されたという事と、年と共に頭で理解している事が心でも理解出来るようになってきたな、という事ですかね。
また、これが姉や兄だからまだ救われたのかもしれません。弟・妹であれば救われなかったのかもしれません。
これは実際にその立場にならないと解らないでしょうね。
またこういう兄弟姉妹へのコンプレックス問題って、頭でいくら理解しても心が追いついてこないと解決出来ないのかな?と。
なんか、まとまりがありませんが(^^;
以上です。
ご清聴、ありがとうございました。