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高齢ニートについての対策と思った事を書いてみる

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今日の朝、遅い朝食を食べながらテレビを見ていました。ノンストップという番組で「高齢ニート」について取り上げていて、それを見て、なんだこいつら????と思った次第です。

親にタカるだけではなく、妹や弟にタカる高齢ニートの存在を放送していました。

ただ、このテレビの報道もおかしいな~と思いましたが。

ここで、少しモヤモヤしたので高齢ニートについて思った事と自分で考えた対策を書いてみたいと思います。

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 高齢ニート

高齢ニートとは、主にアラフォー(40歳前後)で無職で収入もなく、親族からお金をもらって生活している人の事と定義付ければ良いかな?と思います。

ブロガーの中でも、

「ニートだよ!」

と言っている人は割りといますが、彼らと高齢ニートと違うのはブロガーのニートはまだ自分で多少なりとも稼いでいたり、稼ぐ気があるという事、もしくは本当に病気等のために働けない状態である事が大きな違いのように思いました。

そして若い!大抵20代だと思います。

40代の高齢ニートは別に病気でもなく(精神的な病気はあるのかもしれませんが)、親にタカるだけでなく、妹・弟等の兄弟にまでタカるようです。

ノンストップの報道姿勢にも問題

テレビの中で弟にタカる高齢ニートの兄の例が放送されていました。

その中で弟(既婚・子どもあり)に高齢ニートの兄が

「親族は民法877条で扶養する義務があるんだ」というシーンがありました。

法律にはそんなに詳しくありませんが、確かに法律では決まっていますね。

でも、義務と権利を間違えて報道しているように思いました。

義務というのは行う側からの事ですよね?権利は受ける側の事。

この場合兄は「扶養してもらう権利があるんだ!」というべきだと思うのですが、言いたい事はこの事ではなく、権利の前に憲法で定められた義務を行っていない事を説明すべきでは無いか?と思った次第です。

もちろん、テレビの演出上の事である事は理解していますが、報道の姿勢がおかしいという事です。

日本国民の三大義務と三大権利

日本国民には三大義務と三大権利というものがあります。

三大義務

  • 勤労
  • 納税
  • 子供に教育を受けさせること

まず高齢ニートともなれば、この内最初の勤労の義務を行っていません。病気(躁うつ病等)ならともかく健康なのに行っていない場合は問題がありますよね。

三大権利

  • 生存権
  • 教育を受ける権利
  • 参政権

これが日本国民にある権利です。最初の生存権があるので生活保護という事も行われています。

ここで、高齢ニートの兄からタカられたら生存権を盾にして拒む事をしても良いのでは無いかと思うのです。子どももいて生活が苦しいのなら、兄のタカりを拒んでも何らおかしくないとボクは思います。裁判所も生活が苦しいのであれば弟に扶養の義務を科したりしないと思うんですよね。

こういう対策もある事をテレビは報道すべきだと思います。

でも、本当の理由はそこでは無い

 高齢ニートについついお金を出してしまう親や兄弟姉妹は単に甘い場合も多いと思います。しかし、理由は他にあると思います。ボクが思う理由は3つ。

1つ目 暴力

実はボクの叔父も高齢ニートでした。祖母の年金でほとんど生活していた状態。で自分に嫌なことがあったりお金を出さないと祖母に暴力をふるうという状態。

たまに日雇いの仕事はしていたそうですが。

でも母曰くこれは祖母が悪かったと言っていました。叔父は3姉妹の後に生まれた初の男の子。祖母はもう物凄い過保護に育てたそうです。

この暴力のために祖母は年金から小遣いを与えていたそうです。ただ、祖母が亡くなってからしばらくして亡くなったと聞きました。

男性が他にいれば問題は無かったそうですが女性だけだと物凄い暴力をふるう叔父だったと聞いています。

2つ目 恥という概念

高齢ニートがいるという事はその周りの人もある程度の年齢になっています。

という事はニートがいるという事を物凄く恥じる傾向にあります。

そのため隠すためにお金を出してしまっているという事です。これはノンストップ内でも言われていました。

3つ目 恐怖

ボクなら上2つの理由はそれほど怖く無いのですが、3つ目の恐怖というものが一番怖いですね。

恐怖とは、高齢ニート本人が何か犯罪をするのでは無いか?という恐怖心が少なからずあるという事です。通り魔やストーカー事件等の殺人事件をしてしまうのではないか?という恐怖心です。

親族でそういう犯罪者が出た場合、とてもその地域には住めなくなりますよね。こういう恐怖心もあって、ついついお金を出してしまっているのでは無いかと思います。

またお金を出さない!というと逆恨みをされて殺されるのでは無いか?という恐怖心もあると思います。普通の暴力なら対抗出来たとしても寝ている時に刃物で襲われたらどうしようも無いですからね。

もう1つの問題

 高齢ニートのもう1つの問題としてあるのではないか?と思う事があります。それは低学歴・情報弱者という事です。

高齢ニート、特に40歳を超えている人というのは社会人になってから初めてパソコンに触る人が多いと言えます。一般的な話ですよ。ボクも就職してからパソコンを覚えました。

もし、パソコンを触らない業種だった場合で高齢ニートになった場合、ネットで稼げるとかそういう情報を得られないという問題もあります。

働く=肉体労働・単純作業 という概念が少なからず高齢ニートにはあるように思うのです。また高齢ニートになったキッカケがパソコンの操作が出来ない事だったからかもしれません。仕事についていけなくなって。

親が甘えさせて育てたため、学ぶという事を知らない人が多いと思うんですよね。

実際、そんな人も知っています。

もし親族に高齢ニートがいたら

 もし、親族に高齢ニートがいて困っているのであれば、恐怖はあるかと思いますが毅然とした態度で断る事が必要だと思います。40過ぎてニートなら、もう救う方法はかなり少ないですからね。特に親の死というものを経験してもなお働かない高齢ニートは救い道が無いと思います。

しかし、話し合いは必要だと思います。きちんと話し合いをしてどうして働かないのか確認をする。単にタカってくるのなら、こちらも生存権を主張して扶養の義務は無い事を明確にすべきです。

そして、働きたいのに働き方を知らないのであれば近隣のニート支援のNPOや市町村の窓口に相談すべきだと思います(もっともニート支援のNPOはほとんどが高齢ニートに対応していませんし、危ないところも多いと思います。*一部追記)

でも、今グーグルで「ニート 支援 NPO」で検索しても良さそうなところが本当に出てきませんね・・・・・。

でも、ここで本音を言えば、病気でも無いのにただの甘えで40歳超えて働く気も無い高齢ニートは強制労働でも島流しでもする法案でも作れば良いのにと思いますけどね。もちろん、病気かどうかの判定はかなり難しいと思いますが。40過ぎたら現実を見る事も重要ですからね。自分と同じ年代だけに、そう思うのかもしれません。

まあ、養ってくれる人がいるのならそれはそれでボクも肖りたいですが(^^;

と最後に少し過激な事を書きましたが、ボクも割りと現実見ていませんけど(^^;

 

追記:暴力までいくのであれば警察に・・というコメントを頂きました。その通りだと思います。しかし高齢ニートの親の世代になると警察沙汰を嫌う事が多いんですよね。近所の手前もあって。それも問題の1つだと思います。

 

以上です。

ご清聴、ありがとうございました。

高齢化するひきこもりのサバイバルライフプラン 親亡き後も生きのびるために

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