4月21日にGoogleが行ったモバイルフレンドリーアップデート。
はてなブログをデフォルトで行っている場合はあまり関係ありませんが、WordPressで古いタイプのレスポンシブデザインでは無いテーマを使っているとWMT（ウェブマスターツール）で警告が出ていると思います。
でも、レスポンシブデザインのテーマでも警告が出ている場合もあります！
また、どんな警告が出ているのか気になる方もいるかと思いますのでその警告画面を公開します。
WMTでのモバイルフレンドリーにおける警告の実例
WMTではどんな感じで表示されるのかと言えば下記の通りです。
敢えて、モバイルフレンドリーに対応させなかったWordPressのサイトで表示されていたものです。WordPressの場合、テーマを変更すれば比較的簡単にモバイルフレンドリーに対応させる事が可能なのですが、実際にさせない場合はどうなるかテストしてみたくて、１つだけもっとも見られていないサイトをそのままにしておきました。
Googleさん、結構親切に教えてくれます。
モバイルフレンドリーテスト
モバイルフレンドリーテストというGoogleが用意したサイトがあるのはご存知でしょうか？
URLを入れるだけでモバイルフレンドリーになっているかどうか判断してくれるサービスです。
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/
実際にこれでモバイルフレンドリーになっているサイトとそうでは無いサイトを試すと一例として下記のように表示されます。
モバイルフレンドリーになっているサイト
ずばりこのブログです。「問題ありません。このページはモバイル フレンドリーです。」と教えてくれます。
モバイルフレンドリーになっていないサイト
「モバイルフレンドリーではありません」ときちんと表示されています。
モバイルフレンドリーになっていない可能性のある理由もきちんと教えてくれるようになっていますので、不安のある方は是非1度試してみて下さい。
もっともこのサイトは月間PVが平均5PVくらいなので別にどうでも良いのですが(^_^;)
勘違いされているレスポンシブデザイン＝モバイルフレンドリー
ちょっとネットを巡回して今回のモバイルフレンドリーアップデートの事を書いているサイトを見てみたのですが、一部で間違った事を書いているサイトがあったので、何が間違っているか説明しておきます。
「WordPressならレスポンシブデザインのテーマに変更しよう！」
と書いているサイトが多少あったのですが、レスポンシブデザイン＝モバイルフレンドリーではありません。
実際に、上記で「モバイルフレンドリーではありません」と表示されているサイトのWordPressテーマはレスポンシブデザインのテーマです。
どのテーマか気になる方もいると思いますので、こちらのテーマです。
海外のWordPressテーマですが、WordPressのテーマ紹介系のサイトではレスポンシブデザインのテーマとして普通に紹介されています。
レスポンシブデザイン＝モバイルフレンドリーではありません。
言い換えればレスポンシブデザインで無くてもモバイルフレンドリーになっている場合もあります。
モバイルフレンドリーはあくまでもスマホ等で表示した時にユーザーが使いやすいサイトになっているかどうかを判断するものです。
レスポンシブデザイン（スマホ対応サイト）でもリンクとリンクが近い場合はモバイルフレンドリーでは無いという事は以前書いた通りです。
あくまでも今回のGoogleのアップデートはモバイル環境でも見やすい、操作しやすいサイトであるかを識別するものなので、間違えないようにしたいものです。
レスポンシブウェブデザインでなくてもスマホ上でユーザビリティーが良いサイトは別に問題ない訳です。あくまでも基準はユーザビリティです。レスポンシブデザインという事ではありません。
レスポンシブウェブデザインに変更したからと言って安心していないで是非、一度、モバイルフレンドリーテストは行ってみて下さいね。
以上です。
ご観覧ありがとうございましたm(__)m
