鈴木です。別館

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「趣味にお金をかける」のではなく、「お金を趣味にかける」の間違いと思った事

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この記事を読みました。


それに対して、いくつかのエントリーを見ました。


ちょっと思うところがあって、趣味の事に書いてみたいと思います。

オリンパス フィルムカメラ

新聞は既にブログになっている

元記事となった日経新聞のWebのエントリーには、お金のかかる趣味・かからない趣味という括りで下記のように書かれています。

【お金がかかる趣味】

コミック アニメーション ゲーム 芸能人・アイドル 観劇(映画) 音楽鑑賞(コンサート) ITガジェット 自作PC AV機器 車やバイク 旅行(国内・海外) グルメ ファッション カメラ 鉄道ファン コレクター(骨董等) ギャンブル タバコや酒

【比較的お金がかからない趣味】

ネットブラウジング SNS カラオケ 友人とお茶飲み話 美術鑑賞 散歩・街歩き 歴史マニア 純文学ファン 美術創作(絵画や作陶など) 俳句や詩を書く スポーツ(自分でする場合と観戦する場合) ペットを飼う

 上記を例を出す前に、このような文言が書かれています。

私の独断と偏見で「趣味」一覧を考えました。

えっと、日本経済新聞と言えば(Web版でも)それなりに賢威のある新聞だと思っていたのですが、今はそんな事は無いんだな~と思った次第です。

新聞=事実を伝える=記事

だと思っていたのですが(一部の新聞は除きます)、最近は記事(事実を伝える)ではなく、エントリー(自分の主観で書く、事実はあまり関係ない。ブログは基本的に記事ではなく、エントリーだと思っています。基本的にですよ)も書くようになっていたんだな~という事。

もちろん、昔から新聞は記者による主観が多く入っていたと言えば、その通りなのですが、いろんな人がいろんな情報を主観を交えてネットで公開出来る時代になったのだからこそ、新聞には事実である記事を書いて欲しいと思っています。

主観だけで書くエントリーが新聞に増えたら、それはもう新聞では無いと思うんですよね。コラムとかならまだ良いのですが、記事として書くのは違うだろうと。

エントリーを書いても良いとは思うのですが、記事と確実に区別がつくように書いて欲しいと思うんですよね。

敢えて独断と偏見に突っ込む

この日経新聞(Web版)のエントリーの趣旨は、お金のかかる趣味・比較的お金のかからない趣味の一覧には無い事はエントリーを読めば解る通りなのですが、敢えて突っ込んでみたいと思います。

お金のかかる趣味=カメラ

これはカメラそのものを主体にするのか、カメラから得られる結果(撮影したもの)を主体にするのかで、全然違うんですよね。

最新のデジカメを常に追いかける場合は確かにお金がかかります。でも、写真が撮りたいからという事であれば、デジカメなら被写体や場所を選ばなければ、近所の公園で花とか景色とか撮る分にはまったくと言って良いほどお金はかかりません。

充電とパソコン等に取り込む時の電気代くらいなものです。

ミラーレスの中古なら今は2万とか3万円も出せば割りと良いものが買えます。

それを2年使って、近所にあるものを撮影するのならどれだけコストパフォーマンスの良い趣味になる事か。

グルメ

グルメにしても、高いものを食べるのがグルメでは無いですよね。美味しいものを食べるのが僕はグルメだと思っています。

安くても美味しい素材を見つけて自宅で調理すれば安く済みます。

旅行と散歩・街歩きは何が違うの???

旅行と散歩・街歩きって何でここで敢えて分けているかと言えば、書く事が無かったからかな?としか思えないんですよね。

少し近所を散歩してみる事でも自分にとってそれが旅行なら旅行になると僕は考えます。

また「はじめてのおつかい」という番組が受けた理由は小さい子なら、近所に買い物に行くだけでも大冒険になっているからですよね。

旅行を通り超えて、大冒険ですよ!

ペット

ペットってお金がかかる趣味だという認識でした。

確かに僕が子どもの頃はペットにお金をかけていない人は山ほどいました。適当に余ったご飯を餌として犬を飼っているなんていう人をよく見かけました。

でも、今テレビで放送されているペット(特に犬)は如何にお金をかけて綺麗に見せているかばかり。そこで敢えて、ペットをお金のかからない趣味にするって、え?としか思えないですよね。突っ込んで欲しかったのか、敢えて炎上というほどでは無いにせよ、これをフックにしているのかな?と思ってしまいました。

フック=つまり釣り記事という事ですね。

日本経済新聞の戦略は釣り記事にあった

 この日経新聞のエントリーの目的は釣りをまさに目的にしていたと思います。内容の精査とか問題になっておらず、釣りのために書かれたエントリーとしか思えないんですよね。

でも、新聞がこういう釣り記事を書き始めたら、新聞の価値って本当に無くなると思うんですよね。事実に基づいた内容を新聞、特に日経新聞ほどの新聞社なら書いて欲しいと思いました。

趣味について

そもそも趣味に対して、「お金のかかる趣味・比較的お金のかからない趣味」で区別する事がおかしいと思います。

趣味にお金をかけるというよりは、たまたま趣味にお金がかかってしまっただけかもしれないし、ここでお金がかかる趣味と書かれているものでも自分の考え方でいくらでも比較的お金のかからない趣味にする事は出来ますよね。

だから、「趣味にお金をかける」のではなく「お金を趣味にかける」のは考えましょうとこの日経新聞のエントリーはすべきだったと思うんですよね。

「お金がかかる趣味」ではなく「お金をかける趣味」

似た言葉ですが、表している事はまったく違いますよね。

 

「お金のかかりそうな趣味に如何にお金をかけずに楽しむか?」という考え方も当然ある訳です。

結局は趣味なんて、その人の主観・考え方・好み・楽しみ方で全くスタイルが変わるものなのに、ひとくくりにして書くというのがおかしいのかな?と思った次第です。

趣味の予算は「お金がかかる趣味ならコントロール」し「お金がかからない趣味もバランス良く楽しむ」という視点がマネープラン的にも有効です。

上記のようにも書かれていたのですが、お金がかかるかからないで趣味って選ぶものなのかな?と。もちろん、何かを始める時に初期投資の少ないものを選ぶ傾向は人によってあります。

でも趣味本来、自分が好きなものを楽しむ事であって、お金がかかる・かからないっていうのは二次的な事だと思います。

お金がかかりそうなら、かからない工夫をすれば良いだけです(もちろん、どうしてもお金がかかる趣味はありますが)。

と元エントリーとはほとんど関係ない事になりましたが、日経新聞のエントリーを読んでの感想でした。

もちろん、元エントリーがお金をコントロールして老後を考えましょうと言っている事は解りますが、アプローチがおかしな事になっているな~と思った次第です。

 

以上です。

ご清聴、ありがとうございましたm(__)m

日本経済新聞 電子版

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