鈴木です。別館

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バイラルメディアが最近バイラルしていない。自滅していくバイラルメディア

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最近、バイラルメディアってバイラルしているのかな?と思い、ふとSpotlightで調べてみました。

結果、バイラルメディアってそれほどバイラルして無いと思う結果に。

f:id:suzukidesu23:20150513123928p:plain

Spotlightの記事30個を調べてみた

Spotlightで5月16日の日付になっているものでアップされた順(だと思う)から30個でどれだけシェアされているか見てみました。

Spotlight(スポットライト)

結果は下記の通り

記事No.FacebookTwitterGoogle+Pocketはてブ
1 13 15 3 1 0
2 9 - 0 0 0
3 3 7 0 0 0
4 25 - 0 1 0
5 21 14 0 2 0
6 7 3 0 0 0
7 3924 - 0 0 1
8 27 - 0 5 0
9 41 21 2 3 1
10 711 15 0 2 0
11 0 - 3 0 0
12 15 - 0 0 0
13 4 - 0 1 1
14 454 6 0 1 0
15 4132 11 0 0 0
16 6 - 0 0 0
17 41 - 3 1 1
18 17 - 0 3 0
19 0 - 0 0 0
20 564 8 0 1 0
21 10 - 0 1 0
22 6 - 3 0 1
23 50 - 0 1 1
24 3676 - 1 2 0
25 34 - 1 0 1
26 688 6 0 0 0
27 2 - 1 0 0
28 28 - 3 1 0
29 25 - 0 2 2
30 11 4 0 1 0

えっと、バイラルメディアって、「いいね!」される事だけを指すのかな?

ツイート数は出てこないものもあったのでそういう記事は「-」にしてありますが、「500いいね」されてもツイート数が1桁だけのものとかあって、Spotlightの生命線って、Facebookなのでは?とふと思いました。

SimlarWebで見てみる

www.similarweb.com

SimilarWebでSpotlightを見てみると流入の約6割がSNSとなっています。

f:id:suzukidesu23:20150518032031p:plain

更にSNSの内訳を見てみるとダントツでFacebookです。

f:id:suzukidesu23:20150518032220p:plain

9割近くがFacebookだという事になります。

という事は流入の半分はFacebookからという事。

Facebook離れという言葉をたまに聞きますが、もしFacebookからの流入が期待できなくなったら、Spotlightってやばいんじゃないの?と思う訳です。

不自然なほど多い「いいね」

ただこれだけFacebookからの流入が多いこと、「いいね」ばかりが多いことを見てみると、なんか不自然だと感じませんか?

SpotlightのFacebookページに「いいね」をしている人は73万人いるとの事ですが、多分僕とは気が合わない人が多いでしょう(^_^;)

73万人もいれば、たまたま見た人が「いいね」をするのは当然と言えば当然かも。

ただ、Spotlightで「いいね」が多い記事っていうのは「感動系」「可愛い系」が多いんですよね。

シェアされやすいものしかシェアされていないというか。

そして、「500いいね」とかされればツイートも普通100くらいは超えそうに思うけど、それだけされていないという事は、付き合いで「いいね」をしている人が多くて、匿名性の高いTwitterではわざわざシェアをしないものが多いという事になるのかな?と。

自滅していくバイラルメディア

バイラルメディアやキュレーションメディアの記事がシェアされにくくなってきているように思うのですが、そうなるとPVを稼ぐためにはSEOの強化を図るか記事数をとにかく増やして対応するしか無いと思います。

しかし、パクリや引用ばかりのバイラルメディアがSEOの強化を図るのは難しい事です。

ならば記事数を増やしていこう!という作戦に出れば今度は低品質な記事が増えて、より検索流入は弱くなるし、シェアもされにくくなるでしょう。

そう考えると、バイラルメディアの多くは自滅していくように最近思いました。

そしてステマ問題やネイティブ広告問題で更にステマを打ちにくくなってきて広告収入も減っていくでしょう。

もっとも、あまりバイラルしていない現状、バイラルメディアと呼ばれているメディアはバイラルよりもSEO重視になっているように思います。

でも、Googleに嫌われ始めたという事が本当ならかなり危ない状況にはなっているでしょうね。

バイラルメディアを自滅させていく運営者達

バイラルメディアの定義はそもそもSNS等を使ってシェアされていく事で検索流入に頼らずPVを伸ばす手法であり、それ自体は別に問題は無い事だと思います。

しかし、いつのまにかバイラルメディアがパクリメディアと言われるようになって、運営者が「バイラルメディアはゴミじゃねえんだよ!」と叫んでパクリを正当化している発言をしてしまい、よりゴミ扱いされていく事に。

バイラルメディアはゴミじゃねぇんだよ

バイラルメディアはゴミじゃねえんだよ!の時に、パクリはいけない事だ、今後はもっと真剣に対応していくと書いていればまだ活性化もしていくように思いました。

実際にバイラルメディアを駄目にしていったのは、バイラルメディアの運営者たちで、バイラルメディアの価値を下げたのも運営者でしょう。

健全なキュレーションメディア運営のための対応策について

こんな発表をしていますが、渡辺氏のパクリにも価値があるという発言を撤回させないと意味は無いですよね。

盗んだものでも売れればそれは価値があると言っているのと同じのだから。

根本を直す気が無い以上、変わらないでしょう。

本当にSpotlightが対応をしていくというのなら、盗用の可能性のある記事を一旦すべて削除すべきですが、そうすると8割くらいは記事が消えそうなので、無理なんでしょう。

バイラルメディアが与えた悪影響

バイラルメディアが与えた悪影響と言えば、盗用を引用と勘違いする人を増やしたという事が大きいと思います。

大手の会社がやっているんだから、問題ないという著作権のリテラシーを崩壊させた事が一番の問題。

それと記事を大量に作らせるために、原稿料のデフレを発生させた要因にもなってしまい、より簡単に書けるパクリ記事が増えた事で更に原稿料のデフレが発生していくという悪循環が発生したと思います。

著作権が非親告罪化したら一斉に閉鎖する事になるので、それまでパクリメディアは変わらずパクリ続けていくだけだと思います。

そして閉鎖された翌年、昨年の売上に達しないため、更に無茶な指示を出す事になるんだろうな・・・。そしてステマが大流行!

 

以上です。

ご観覧、ありがとうございましたm(__)m

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