鈴木です。別館

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月間15PV以下の記事にはnoindexという間違った認識を正したい

はてなブログの「鈴木です。」は更新を(おそらく)停止しました。

ブログはWordPressにて継続しているので、よければ是非訪れてください。

>鈴木です。~鈴木利典 公式ブログ~

なお、ちょっと黒い鈴木はnoteをご覧ください。

>鈴木です。(note)

~ここから本文です~

最近、丸くなったねとよく言われる鈴木です。

性格なのか体系なのかよくわかりませんが、そもそも僕に求められているものはどうも火付け役ということらしく、久しぶりに火でもつけてみようかな?と思ったのですが、正直、疲れるので火まではつけませんがたまにはそんな方向で書いておこうかな?と。

今日、あることを調べようとしていて検索をしていたら、あるブログにたどり着いたのですが、全く持って役に立たないだけでなく、トンデモナイことまで書かれていて驚きました。

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そのトンデモナイことを書いていたのは、まあはてなブログ界隈でも多少は有名な人でオンラインサロンまで行っている人なのですが・・・まあそれ以上書くのは無粋なのでやめておきます。

ただ、あまりにも間違ったことを書いていたのでそれを信じてしまう人がいたら可哀想だと思ったのでそのことを説明します。もっとも読者層が被ってないので届けたい人には届かないのですが。

どういうことが書かれていたかと言えば、月間で15PV以下の記事はnoindexにしましょうってことが書かれていました。

で、あるプロブロガーの有料noteを見てそう書かれていたからという理由で月間15PV以下の記事はnoindexにしましょうって書かれていたんですよ。

その有料noteを見てもどうせ大したこと書いてないだろうけど、読まずに批判するのもルール違反なので1980円出して購入して読みましたが、そちらにも月間15PV以下の記事を削除する理由はきちんと書かれていませんでした。

1980円返せ、このやろう。

1980円出すなら素直にこの本買った方が圧倒的な勉強になります。

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noindexの意味

そのブログではnoindexの意味をGoogleの検索結果から削除するためのことと書いていました。

微妙にこれ、間違っています。

noindexは検索結果に出ないようにするためのもので削除するためという訳ではありません。それにnoindexにしていても稀に検索結果に出ます(以前よりは出なくなりましたが)。

低品質な記事の定義

そのブログでは低品質な記事の定義を「検索もされない、読まれない記事はGoogleの評価を下げるからの削除しましょう」となっていましたが、過去の記事で月間で15PVも仮に検索流入があるのなら、Googleは別に評価してない訳ではありません。

むしろ評価しています。

検索流入が0の記事ならともかく、検索流入がある記事(ただしランディングページとして)に対して、低評価とみなす根拠がわからないんですよ。

それに検索ボリュームが月間15未満なら15PVにいかないのも当然のこと。

なら検索ボリューム15以下のものはすべて低品質ってことなのかな?と。

Googleはそんなこと一言も言っていません。

Googleが言ったのは類似コンテンツは低品質であるということとコピペだけの記事でそこに新たな価値観が発生していないものは低品質であるということだけです。

類似コンテンツの例として支店の多い会社が支店ごとにページを作り内容の違いは住所と電話番号だけというような場合のこと。

それ以外のものはどういうものが低品質かなんて一言も行っていません。

それに僕も上記に挙げた例以外、低品質のコンテンツの定義は完全にはわかりません。

ただし月間15PV以下だから低品質となるということはありえないと思っています。

まずは季節変動を把握しよう

でも確かに検索流入が0や凄く少ない記事は低品質コンテンツとなっている可能性は無いとは言い切れません。

だからといってぱっと見て先月のPVが15PV以下の記事をnoindexにすることは大きな間違いです。絶対にしてはダメです!

絶対に年間で見てください。

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上記は僕の運営しているブログのある記事の月間のPVの推移です。

今年の1月なんて月間で4PVしかありません。でも4月5月は55PV57PVとなっています。ただし6月にはまたPVは月間で11PVしかありません。

なおこの記事は書いてから一切リライト等は行っていません。

この記事はアフィリエイトサイトの記事なのですが4月5月はこの記事1つで万単位で収益化出来ています。

でもこれ1月や2月の結果だけを見てnoindexにしていたらどうなっていたかと言えば、稼げたはずの数万円の収益が無くなっていたんですよ。

で、この記事が何か?と言えば、ゴールデンウィークに合わせて最大化するように書いた記事なんですね。

ブログを長く行っていれば時期的・歳時記的な記事って書いている場合もありますよね。

そういう記事はその時期以外はほとんど検索されません。でも時期によっていきなりPVは跳ねます。

だから月間で15PVではなく、年間を通して検索流入が無いか確認をしてからnoindexにするかどうか決めてください。

ニュース・トレンド変動もある

下記のGoogle Analyticsのキャプチャーを見てください。

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普段、検索流入はほぼありませんが、ある一定の時のみぐっと検索流入が増えました。

別に季節とか全く関係ない記事です。

でも何で急にはねたか、食レポを書いたある飲食店がテレビで放送されたんですね。

普段はほぼ検索流入はありませんが、テレビ等で放送されたりニュースになるといきなり跳ねるものってあります。

この時1日で2万PV近くまで伸びて、当時はAdSenseをしていたのでこの1記事だけで数千円の利益が出ました。

過去記事をnoindexにすることの弊害

そして無闇に過去記事でnoindexにすることの弊害は内部リンクの役割になっていることもあって、noindexにすることによって逆に検索流入を悪化させる可能性があるということ。

だからnoindexにするかどうかは、本来もっと慎重に行うべきことです。

記事も見ないで月間15PV以下だからnoindexにしましょうとかとても怖くて僕には言えませんけどね。

記事を見れば、あ~noindexにしておいた方が無難ですね~くらいは言えますけど。

それでもあくまでも無難ですね、くらいまでしか言えません。

検索キーワードから的確に答えを書いた記事なら低品質にはならない

あくまでも僕の主張ですが、検索キーワードからそのキーワードで検索する人は何を求めているのかきちんと考えて、的確な答えを書いてあり更に自分のオリジナルな考察を加えた記事は低品質にはならないと僕は思っています。文字数も関係ありません。

ただ的確にきちんと書くと必然的に文字数は増えることは多々あります。

読み方のわからない漢字を検索すると検索結果1位によくなるサイトはGooの国語辞書です。記事の文字数は100文字も無い時がほとんどです。

Googleは文字数が多いものを評価するとは言っていません。

あくまでも検索キーワードから想定されるもっとも的確な答えを書いてあるページを表示しようと日々考えているだけです。

もちろんキーワードと言っても人によって意味合いが違って求める答えが異なることも多々あります。

だからそこはもっとも需要のあるものを表示するか網羅しているコンテンツを表示させる傾向にあると言えます。

間違ったことを書いても良い。でも何も検証していない人は軽蔑する

以前も書きましたが、SEOとかジャンルは関係なく自分で検証して得た結果なら間違ったことを書いても良いと思います。

もちろん、自分が検証した結果ではこうなったということを説明した上のことですが。

でも検証もせずにただこう書かれていたから、こうだ!と書くようなブロガーを僕は軽蔑します。特にそれでオンラインサロンとかしてマネタイズしているブロガーは。

もちろん、元のことを書いている人がそのジャンルで権威ある人なら別です。

SEOで言えば、鈴木謙一さんとか辻正浩さんとか、Googleのマット・カッツ氏とか。

最低限、それくらいの権威と実績がある人を引っ張ってきてから書くようにしましょうよ。もっとも有名な人ほどたまにポジショントークでどっちなんだ~!!という発言をする時があるから真に受けると痛い目を見ることもあるかもと、あるSEO屋さんが言っていました ヾ(--;)ぉぃぉぃ

あ、このSEO屋さん想定される2人の方ではありませんよ。

SEOに関するGoogleの技術は日々進化している

そういえばここ1年くらい前から、GoogleハネムーンとかGoogleサンドボックスの現象って僕の観測範囲では見られなくなってきていました。

GoogleハネムーンやGoogleサンドボックスがわからない方はググってください。

でも無くなったのかどうか確信が持てなかったので先日あるSEO系のセミナーで登壇された方に質問をしたんですね。そうしたら、そんなものは1年以上前に無くなっているという返答でした。

その方は僕の中ではかなりSEOに関して詳しい方なのでSEOに関しては信頼しているので、自分で確信が持てないために質問をして自分なりの答え合わせをしたということです。実際に無くなっているかどうかはわかりませんが僕の中ではもう無くなったものという認識です。

これは一例ですが、仮にGoogleハネムーンもGoogleサンドボックスも無くなっているとしたら、それはGoogleの検索結果が確実に進化していることになりますよね。

先日書いたこちらの記事

suzukidesu23.hateblo.jp

Googleは記事内に存在しないキーワードでもきちんとした答えなら検索結果に表示させるということ。それだけGoogleは日々進化してきています。

1~2年前のSEOのことをそのまま信じるのはあまりにも危険なので注意してください。

じゃあどうすれば良いの?となったらSEOに詳しくない人が出来ることは、ただ1つ。真摯に検索キーワードから想定される答えを明確に書いてそこに自分の検証した結果や経験を交えたオリジナル要素を足すことだけです。

検索流入で想定されるキーワードに対する明確な答えが無い記事だけnoindexにすれば良いだけだと思っています。

以上です。

 

どうでも良いけど、Googleって最近文字数少なくてもきちんと評価してくれるようになってきてるよね。むしろただ長い文章は低評価にしているように思う。

 

追記、書こうと思っていたこと書き忘れていました。

リライト・追記をしよう

noindexにするくらいなら、その記事を削除・非公開にするかリライト・追記することをおすすめします。

リライト(チューニングとも言うらしい)するだけで飛躍的にPVが伸びることはよくある話(余分な追記だと逆にPV落とすことにもなるけど)。

もしくはリライトって追記だけではなく、逆に記事を部分的に削除することもあります。不必要なことを削除するということもリライトですよ。

実際に不要な部分を削除して文字数が減ったのにPVが上がったことも経験としてあります。

あとはきちんと主語を書く、こそあど言葉(代名詞)は使わずにきちんと何かを書くということも有効だということを最近教えてもらいました。

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