今日は、思いっきりブログ更新をしよう!と勝手に決めた鈴木です。
あるサイトを見ていたら、GoogleAnalyticsの直帰率100%と表示される場合の説明はしてあるものの、何も対策が書かれていなかったので、簡単ですが説明を。
1.直帰とは
まず最初に直帰について説明します。
サイトに来た人がどこもクリックする事なくサイトから去ってしまった状態を意味します。
なので、ランディングページに来て、そのままブラウザを閉じたか他のサイトに行ってしまった事を意味します。
直帰が多いという事はサイトに何かしらの問題があると考えて一般的には良い事になります。
1-1.はてなブログの場合
はてなブログの場合、トップページの直帰率が高くても良いブログと高くてはいけないブログがあります。
この「鈴木です。」は直帰率が高いと問題があるブログになります。
直帰率が高くても問題無い場合というのは、トップページに記事の全文が乗っているタイプです。
逆にこのブログのように全文では無く「続きを読む」という設定にしてある場合で、トップページの直帰率が高いという事は読んでもらえていない事になります。
下記の図のように「続きを読む」となっている場合ですね。
トップページに全文が乗っている場合、クリックをしなくても良いので、新しい記事だけ見て離脱してしまえば、当然直帰率は高くなります。
しかし、全文を掲載していない場合、クリックしてもらわないと全文が読んでもらえない事を意味します。
どちらが良いとか悪いとかではなく、どちらが見に来てくれる人にとって良いか?という事で考えないといけません。
トップページに来て、やたらと画像の多い記事がいきなりあった場合、読み込みに時間がかかるので、続きを読むにした方が良いかもしれませんし、文字数が少ないエントリーが多いのなら、全文を掲載する方が良いかもしれません。
そのブログによって異なるので、それは自分で考えて行って頂くのが良いかと思います。
直帰率は、直帰した数を全体の訪問数で割ったものです。
2.滞在時間
次にサイト滞在時間という言葉を説明します。
サイトに来て、どれぐらい居てくれたか?というものです。
ただし、このサイト滞在時間はGoogleAnalyticsで計測している場合は正確ではありません。
GoogleAnalyticsで計測しているサイト滞在時間というのは、最初にサイトに来て、どこかをクリックして別のページに遷移した時の時間差を積み上げる事で計測しています。
つまり、最後に見たページの滞在時間は計測出来ない事になります。
もちろん、直帰の場合もサイト滞在時間は計測出来ません。次が無いので時間差を計測出来ないからです。
上記の図のようにPVがあるのに、平均ページ滞在時間が00:00:00になっているのは上記の理由からです。00:00:00になっているページの直帰率は上記の図の通り、100%となっています。
あ、上の図はこのサイトのものではありませんよ、念のため。
3.ヒートマップ
ヒートマップとは、サイトのどこがよくクリックされているか?とかどこが良く見られているかを色の濃淡で示したものです。
GoogleAnalyticsの「行動」→「ページ解析」から見る事が出来ます。
ただし、GAのヒートマップには欠点があります。
それは、同じリンク先がある場合、合計値で出してしまうという事です。
例えば、上記の図の左上「鈴木です。」の色が変わっていますが、ここにトップページへのリンクが貼ってあります。他にもページ内のどこかにトップページへのリンクが貼ってある場合、どちらがクリックされているか解らないのです。
同じリンク先の合計で表示されてしまいます。
ここまでのまとめ
- 直帰とはサイトに来てそのまま何もせずに離れる事
- 滞在時間は最後に見たページの分は含まれない
- GAのヒートマップは同じリンクは合計値でしか示せない
じゃあ、どうすれば良いのか?
方法はいろいろありますが、一番簡単なのは、離脱ページの滞在時間も計測出来てヒートマップもきちんと個別にクリックされているか計測出来るアクセス解析ツールを入れてしまえば良いのです。
そんな便利なアクセス解析ツールがあるのか?
あります!
Pt engine
このアクセス解析ツールは、離脱ページの滞在時間も計測出来ますし、ヒートマップも高性能なものとなっています。
でも、お高いんでしょ?
それがなんと、今なら(いや、ずっとだけど)月間10万PVまでなら無料で使えます!
まあ、10万PV以上は有料版に切り替えないといけませんけどね。
今まで、鈴木はヒートマップは不要派でしたが、これからの時代は必要である認識です。
それは、スマホやタブレットが普及してきたからです。
普通のパソコンの場合、リンク先にマウスポインタを載せると絵柄が変わり、そこにリンクがある事が解ります。
ただし、スマホやタブレットは、リンクの場所が明確に解らないサイトも多くあります。
鈴木も、リンクでも無いところをタップしていた事があります。
これは、サイトのUIが悪いのですが、中々気づかないものです。
しかし、このアクセス解析ツールのヒートマップはリンクとか関係なく、タップされているところが解ります。
つまり、スマホやタブレットのUI改善に最適なツールとなっているという事です。
大切なのでもう1度言います。
スマホやタブレットのUI改善に最適なツールとなっているという事です。
設定方法
これはGAよりは、簡単には設置がはてなブログの場合は出来ません。
でも、方法はあります。
このアクセス解析ツールはトラッキングコードを2つ入れないといけませんが、ヘッダ直下のHTMLに1つ。フッタのHTMLにもう1つを入れれば動くと思います。
すいません、まだはてなブログでは試していません(^^;
でも、理屈的にはこれで行けるはずです。
もし、よろしければ試してみて下さいね。
無料版のヒートマップはトップページしか使えません。
有料版は全部で使えますよ。