昨日書いたエントリー
ブログの画像をパクられたという話なのですが、まだ盗用している人からのアクションは何もありません。
ただ、今回の事で思ったのが高齢者が退職してから趣味としてパソコンを始める事が多いのですが、家族(主に親)でそういう人がいた場合、家族は本当に注意して見ていないと危険、という事が解りましたので、その点について書いてみます。
高齢者がパソコンを覚えるとネットにハマる
仕事を退職してパソコンを覚えようとする高齢者は最初にブログやホームページ作成、SNSにハマる事が多いと言えます。
というのも高齢者へのパソコン学習の支援はNPOでも市役所等でも活発に行われているのですが、教える事と言えば、ブログの作り方やホームページの作り方、SNSの使い方なんですよね。
そしてたまたま作ったブログやホームページでコメントをもらえたりすると免疫が無いために嬉しくてついつい書き続けてしまう傾向があるように思います。
これは高齢者に限らず若い年代でも中年でもある傾向ですが、高齢者や若い世代はこれを本名で行ってしまう事があるという事が危険な状況だと言えます。
本名を晒す事の危険性に気付いていない
高齢者だと本名を晒す事に違和感を全く感じない人がそれなりにいると思います。
これ自体は別に悪い事でも無いのですが危険な事である事は間違いありません。
というのも高齢者って自宅に電話がある人が多く、更に昔から同じところに住んでおり、電話帳に自分の名前と電話番号と住所を晒しているんですよね。
そのために本名と住んでいる地域から住所も電話番号も特定出来てしまう事が多々あります。というよりも下記サイト
で簡単に特定出来てしまう訳ですよね。
別に個人情報をネットに晒していない状況であればそれほど危険な状況では無いと思うのですが、どんな事が趣味でどんな経験をしてきたか、家族構成を晒していくと、そのまま「オレオレ詐欺」に「どうぞ詐欺をして下さい」と言っているのと変わらない状況になってしまっている場合もあります。
高齢者は最近の法律を理解していない事もある
また今回の画像をパクった人はそれが悪いこと=法令違反という認識も無いまま行っている可能性があります。
著作権法とか強要罪とか迷惑行為防止条例等、理解していない事が結構あるんですよね。
そのために平気でそういう行為をネットで晒していく事もある訳です。
そういう行為をネットで晒し、本名も晒し、すぐに住所や電話番号も特定されてしまうという物凄く危険な行為を堂々と気付かずに行ってしまっている訳です。
別に法律を犯していなければ良いのですが、法律を犯している場合は昨年から騒がれているバカッターと同じ事になってしまう事もあり得る訳です。
つまり、高齢者バカッター の登場となる訳です。
高齢バカッターを生み出さないために家族は気をつけよう
上記の事を言いたい訳です。
もし家族で高齢者がいて、最近ブログを始めたとかホームページを作ったとかSNSを始めたと聞いたら確認するようにした方が良いでしょう。
そして個人情報を晒していないか確認をするように。
突然親族(特に親)が前科者にならないようにするためにも、詐欺事件に巻き込まれないようにするためにも。
ただし根気強く説明する事
しかし高齢者というのは時に物凄く頑固である訳です。言う事なんて聞きはしない、なんて事もよくある事です。つまり根気強く説明していかないといけません。
頭ごなしに説明しようものなら近所に「うちの息子(うちの嫁)はすぐに文句をつけてくる!」なんて言いふらされてしまう事もある訳です。
それにすぐに禁止をしてしまうとやる事が無くなってボ◯が進行してしまう可能性もあるので注意が必要です。◯ケが進行すると今度は家族が実際に大変になりますからね。
「老いらくの恋」が危険と言われる事がありますが、「老いらくのネット」も危険だな~って思いました。
高齢者の方へ、もう1度ネットの使い方を考えよう
そして高齢者の方は自分自身が高齢バカッターとならないように、呼ばれないようにもう1度、ネットの使い方を考えてみましょう。
自分だけではなく家族に迷惑をかけてしまう可能性がある事を理解した上で個人情報については特に気をつけるようにして下さい。
以上です。
ご観覧ありがとうございましたm(__)m