鈴木です。別館

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一線を超えてしまっている温泉記事には注意!病気が治るかのように書いている内容の薄い記事には注意!

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最近、いろんなコンテンツメディアが登場しています。

僕もコンテンツメディアで記事を書かせてもらっていますが、結構調べたり専門的な事はわざとボカして書いたり、深刻な問題になるものはかなり気をつけて書いていたりします。

でも、最近のコンテンツメディアでかなりいい加減な記事を見かけるようになりました。これって、注意書き無くて良いの?と思うような事を平然と書いていたり。

僕自身、温泉の事はよく書いていますが温泉の事を書く上で結構、曖昧な表現をわざとしています。

ちょっと気になった記事があったので、それを参考に説明してみます。

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断定的且つ注書きの無い温泉記事には注意

気になった記事は、こちらのもの。

温泉は最高の美容液! 美肌美人になれる 「草津温泉」旅行のすすめ | ANGIE(アンジー)

こちらの記事で気になった事をいくつか。

アトピーなど肌のトラブルや腰痛、リウマチなどを抱えている人にとって、草津温泉での湯治は心強い味方でもあります。

えっと、ここでアトピーを出すのは危険です。

アトピーと温泉

草津温泉はph2前後の強酸性の温泉です。アトピーでも体質や程度によっては改善しますが、悪化するだけのものもあったり、また小さいお子さんなんかは、泣き叫びますよ。

確かに酸性泉や硫黄泉はアトピーに効くものが多いのですがあくまで体質にもよりますし、安全に温泉療法を行うのであれば、アルカリ性の方が良いと思います。

またアトピーの程度によって使用する温泉の種類も今はかなり明確になりつつあります。でも、この元記事はそういう注意書きもなくただ、強酸性泉が良いとか書いています。

最後の方に

湯治や時間湯で体調改善を図りたいと考えている場合には、専門家への相談が必要となります。指導を行っている温泉施設に連絡をしてみるようにしましょう。

とありますが、自分の記事は思った事を書いてあるだけで、後は専門家に聞いてね、と言っているようで、先に述べている「心強い味方でもあります」って言葉に責任を負っていないように思えてなりません。

アトピーに悩んでいる方は本当に本当に悩んで苦しんでいるのに、こんな気軽な記事で「アトピー」を例に出すのはあまりにもいい加減な記事だと思いました。

せめてここで「アトピー」という言葉がなくて、注意書きも明確に書いていれば納得もしたのですが、こういうコンテンツのためだけに書かれた温泉記事を見るとかなり頭にきます。

玉川温泉の事例

日本一の強酸性温泉とも言われている玉川温泉には温泉の入り口にこんな張り紙がされています。

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温泉成分が強いために、温泉成分を洗い流して欲しいと書いてあるのです。

それに玉川温泉に行かれた事がある方は、源泉槽とは別にわざと薄めた浴槽がある事も知っているでしょう。

草津温泉のほとんどの源泉は玉川温泉ほど酸性度も強くないのですが、それでも濃い源泉成分のため、皮膚が弱い人は洗い流した方が安全であり、また皮膚疾患のために入らない方が良い場合もあります。

コンテンツのためにいい加減な事が増えていく

今後、コンテンツのためにいい加減な記事でも水増しするために書いていくサイトも増えていくのかな?と思いました。

なお、今回急にこれを書こうと思った訳ではなく、元記事に問い合わせとして、「注意書きを書く事を希望します」とメールを送ったのですが2営業日経過しても返答が無いので、ブログでの公開としました。

敏感な会社は問い合わせがあった時に即座に対応します。

でも、水増しで記事を作っているところは即座には対応しませんし、無視する場合も非常に多いです。こういうところでそのサイトの心構えが解りますね。

クレーマーとかと思われるかもしれませんが、仮に肌の弱い人がこういう記事を読んで逆に肌の調子が悪くなり、温泉を嫌いになるような人が出てくるのが嫌だと思ったので書くことにしました。

僕の温泉に対する考えの1つは過去に書いています。

もっとも、こんなブログでこんな事を書いても、言及元のサイトにとっては痛くも痒くもないと思いますが(/_;)

以上です。

ご静聴、ありがとうございましたm(__)m

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