アクセス解析管理者が使うツール紹介 OmniBug
はてなブログの「鈴木です。」は更新を(おそらく)停止しました。
ブログはWordPressにて継続しているので、よければ是非訪れてください。
なお、ちょっと黒い鈴木はnoteをご覧ください。
今週も今日で終わりと嬉しい鈴木です。
今週は、愛読させて頂いている、
で、アクセス解析Weekという事で、鈴木もアクセス解析について書こうかと思い、少し角度を変えて、アクセス解析の管理者が使うツールをご紹介いたします。
アクセス解析の管理者が使うツールというのは、実際にアクセス解析で設定した事が収集出来ているかを明確に確認するためのツールとして、勝手に言っています。
FireFox専用のツール
鈴木は、基本的にアクセス解析ツールが本当に情報を収集してくれているかチェックをする時、ブラウザはFireFoxを使っています。
FireFoxのアドオンでFireBugというアプリがあります。
このツールだけでも、いろいろと遊べるのですが、更にこのFireBugのアドオンで
というアプリがあります。
この両方を使用しています。
インストールすると、一般的にはブラウザの右上の虫のマークが現れます。
この虫のマークをクリックすると、ブラウザの画面下(ひょっとしたら、画面横かも)に下記のような画面が出ます。
鈴木は小さい画面が嫌いなので、右側の線で囲んだところの中央をクリックして、画面を独立させて使っています。
そして、GoogleAnalyticsを入れているページをリロードしてみましょう。
鈴木のブログよりも参考になると思うので、今回はニッセンさんのサイトを参考にしてみます。
ニッセンさんのトップページを読み込ませると、こんな感じになります。
上の段に「Load event|Omniture・・・・」下の段に「Load event|GoogleAnalytics」と書いてあるのが解ります。
つまり、ニッセンさんは、アクセス解析ツールとして、Adobe Analytics(旧SiteCatalyst)とGoogleAnalyticsを入れているんだな~という事が解ります。
では、次に「Load event|GoogleAnalytics」の前についているプラスマークをクリックしてみて下さい。
こんな画面が出てきます。
GoogleAnalyticsでどんな情報を収集しているか一目瞭然です。
ただ、Adobe Analyticsを入れているという事はGoogleAnalyticsはバックアップかマーケティングのために入れていると一般的には考えられます。
こんな情報がGoogleAnalyticsに送られているという事がよく解ります。
Adobe Analytics側へ送っている情報は実際にインストールして、どんな情報を取得しているか見て下さいね。
つまり、そのサイトはどんなアクセス解析ツールを入れて、どんな情報を収集しているか自分で調べる事が出来てしまう、という事です。
ちなみに、Facebookの「いいね」ボタンを導入している場合も、Facebookにどんな情報を送っているか確認出来ますよ。
このOmniBugを使って、アクセス解析ツールで設定したもの(変数等)が、きちんとデータを収集してくれているか最終的な確認を仕事で行っているわけです。
ただ、これはウェブビーコンタイプでJavaScriptを使っているもののみしか取得出来ません。
GoogleAnalyticsとAdobe Analyticsだけでしたm(__)m
参考までに「Full URL」という項目がありますが、このURLでアクセス解析の情報をGoogleAnalyticsのサーバーにデータを送信している事になります。
なお、IEの2000バイト問題というのがあり、インターネットエクスプローラーでは、このURLの最大値が2000バイト(厳密には2048バイトかな?)までしか送信出来ない仕様になっています。
URLで2000バイトなんて、要らないよ・・・
と思うかもしれませんが、実は企業にとっては結構重要です。
一般的なコマースサイトで、サイト内検索をユーザーが実施した時に、どんなキーワードを検索しているか?アクセス解析ツールで情報を集めている場合があります。
GoogleAnalyticsでも設定をすれば収集出来ます。
この時、サイト内検索で全角で50文字も入力されてしまうと、URLの長さが2000バイトを超えてしまう事があるのです。そうなると、正確なデータが収集出来なくなります。
まとめ
- サイトが使用しているアクセス解析ツールがウェブビーコンタイプで且つJavaScriptを使っているのなら、誰でもどんな情報をアクセス解析ツールに送信しているか知る事が出来る
- しかし、送信出来るデータの量はIEの場合、URLで2000バイトまでである。
これって、違法じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、違法ではありません。自分が見ているサイトに自分は自分のどんな情報を送っているか知るだけですからね。
参考
ちなみに、このFireBugを使って、滅茶苦茶なデータを送るという事も出来てしまうので、悪用はしないようにして下さいね。
この悪用については、書かない方が良いと思いますので、ここでは書きません。
ご了承下さい。
JavaScriptを知っている人なら、簡単に出来てしまいますけどね。
自分の会社のサイトでは実際にテストでたまにデータ取得のために行ってはいますが。
普通の人にはあまり参考にならない情報でした(^^;
Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
- 作者: 浅井智也,池田譲治,小山田昌史,五味渕大賀,下田洋志,寺田真,松澤太郎
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 56回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
わかるFirefox―人気ブラウザの「基本操作」から「アドオン」まで (I・O BOOKS)
- 作者: I O編集部
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
- クリック: 87回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
Google Analyticsパーフェクトガイド Ver.5対応版
- 作者: 山浦直宏
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ株式会社
- 発売日: 2013/07/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
© 2015 suzukidesu, ALL RIGHTS RESERVED.
文章並びに画像等、すべての著作物の盗用&不正利用・転載を禁止します。特にまとめサイト(NAVER・RETRIP等)での使用を固く禁止します。また、無断で使用した場合は使用料を請求いたします。詳しくはこちらのエントリーをお読み下さい。