「しぶき氷」って何だ?白鳥も見られる冬の猪苗代湖が素晴らしい!
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先日、会津地方の雪まつりや温泉巡りをした帰りに、猪苗代湖に立ち寄りました。
目当ては2つ。「しぶき氷」と「白鳥」を見るためです。
しぶき氷って何だ?と思う人も多いと思いますので、しぶき氷の説明から。
しぶき氷とは
厳冬期に、猪苗代湖天神浜から南側の林を抜け、長瀬川の河口に向かうと自然が作る氷の芸術「しぶき氷」が見られます。これは湖水が強い西風にあおられて、岸辺の樹木に氷着したもので国内ではきわめて珍しい現象だといわれています。「樹氷」に勝るとも劣らない。美しさで見飽きることがありません。このほか、湖面や渚では流氷や「御神渡り」に似た氷の隆起などのさまざまな氷の変化を見ることができます。
という事で、猪苗代湖で見られる樹氷に似た現象という事になります。
上の写真の通り、木々に水があたりそれが凍っている状態です。
水を被らない反対側に氷は出来ていませんでした。
しぶき氷を見るためには
例年1月から2月くらいに猪苗代湖の天神浜から歩いて15分~20分くらいのところで見る事が出来ます。ただし天候・気象条件によっては発生しない事もあるとの事。
天神浜へのアクセスは、下記の図を参照して下さい。
磐越自動車道「猪苗代・磐梯高原」で降りて上記の図の通り走れば恐らくたどり着けると思います。チェーンもしくはスタッドレスタイヤで無ければ無理なのでご注意下さい(そもそも磐越自動車道がチェーン規制されていると思いますが)。
駐車場にはトイレもありますので、ここで済ませておくのが良いと思います。
トイレの前に「しぶき氷」の看板がある通り、トイレの左側の道を進んでいきます。
少しの間は車も通れるようになっていますが、その内人しか通れない道に突き当たります。この道を15分~20分(距離にして約900m)ほど歩いていくと到着出来ます。
距離にして約900mなので普通なら12~13分くらいなのですが、雪道で普通には歩けませんので、少し余分に時間がかかります。また滑るので滑りにくい靴かすべり止めをつけるか、アイゼンをつける方が安全です。
ビブラムソールの靴でも結構滑りました。
ただ雪が積もった林の中を進んでいきます。
途中で川もありました。雪と川の景色が綺麗でしたよ。
更に進んでいくと・・・
左側に開けたところが。ここまでで約半分です。
もう少し歩いて行くと左側も開けたところと並走して歩くようになります。
そして、到着!
誰かが作った雪だるまが可愛かったです。
ツルッツルなので気をつけて下さい。
氷の造形美
しぶき氷と言って良いのかよく解りませんが、奇怪な形をした氷の造形美を楽しめます。
晴れていたら磐梯山も綺麗に見えただろうな・・・・・
氷をよく見ると層になっていました。
ちなみに2回ほど転びました(^_^;) 氷そのものなので、よくすべります。
今年はあまり大きくないそうで、もっと大きな氷の塊になる年もあるそうです。
服装の注意点
靴については、先に書いてある通り滑りにくいものを。アイゼンも場合によってはあった方が良いかもしれません。
また、林の中は割りと暖かい(もちろん、雪の中なので寒いのですが湖畔に比べて)のですが、湖畔は風もあって物凄く寒く感じます。林の中と比べると個人的な感想ですが体感温度で5度以上違うように感じます。林の中を走って汗をかいてしまうと湖畔でしぶき氷を鑑賞していると物凄く身体が冷えてしまうので、林の中でも汗をかかないようにした方が良いと言えます。
また湖畔は本当に風が強くて寒いのでかなり厚着をして行かれる事をお薦めしておきます。
白鳥&鴨 鑑賞
場所を天神浜から志田浜に変更して白鳥鑑賞に。
レイクサイド磐光というホテルがあるのですが、その辺りで白鳥を見る事は大体出来ます。
まずは鴨の大群に遭遇。
人を見ると近づいてきます。きっと誰かが餌付けしているんでしょうね。
鴨って可愛いようで目が怖いと思いませんか?思いませんか、そうですか・・・
そして白鳥の湖の銅像と一緒に白鳥
風が強いので湖畔にはあまり雪は積もっていませんでした。
やはり羽を広げて飛んでいる時の白鳥が一番美しいですね。
この日、たまに青空は見えるものの平均して曇っていて今ひとつな天気でした。
晴れていると磐梯山と猪苗代湖が綺麗に見えるんですけどね。
上記の3枚の写真は以前福島県に住んでいる時に撮影したもの。
しぶき氷に白鳥鑑賞を楽しめる冬の猪苗代湖は良いところですので、会津観光に行った際には是非とも立ち寄ってみて下さい。
以上です。
ご観覧、ありがとうございましたm(__)m
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