『頑張っても報われないのになぜ努力するの?』の答え
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読みました。
正直、意味が解らなかったんだけど、みんなこれ意味解るの?
これは世代の差?
さあ、どう答える?と聞かれていたので僕なりの見解を答えたいと思います。
いや、叩きたいとかそういうことではなく本当に意味が解らなかったので。
逆に僕の方が叩かれる結果になるかもしれないし。
設問だけの答え
「頑張っても報われないのになぜ努力するの?」だけを切り取って答えるのなら、「好きだから」
それだけで良いんじゃないのかな?
例えばこれを恋愛に例えると
「振り向いてもらえないのに、なぜ想い続けるの?」っていうことになると思うんだけど、その場合でも「好きだから」ってだけじゃないのかな?と。
本文を読んでの答え
ポスティングのアルバイトと正社員の仕事を同じにしても意味が無いとまずは思ったんだけど。まったく別の次元の問題にしか思えなかった。
まず何に報われたいのかが解らない。
時給があがれば報われるのなら、時給を上げてもらうように交渉をするかポスティングのアルバイトなら出来高制のところもあるから出来高制のところに移れば良いだけって思うんだけど。
それを何でそんな難しく考えてしまうのか解らない。
また正社員の基本給が上がらないのは確かに問題があると思うけど、それなら転職したり何か別の仕事に移れば良いんじゃないのかな?
例えば年代で考えてみると20代なら転職も可能だろうしそれほど悩むことでも無いように思う。仕事を続けるかどうかで悩むことはあるにしても、報われるかどうかの判断は自分で考えるしか無い(自分で考えられないから誰かに答えてもらいたいのかな?それだと自分の人生じゃないよね?)。
30代でも前半ならまだ転職は可能だろう。
仮に30代前半で頑張ってきて成果を出してきているのなら転職も出来ることが多いんじゃないのかな?
アラフォーになってくると結婚していたりいろいろなシガラミから転職は難しくなる場合もあるし、年齢的にも難しい場合はある。その場合は報われなくてもしょうがない場合もあるし、それは過去の自分の責任なのだから。それに仕事で報われなくても家庭や他のことで報われているかもしれないし。全てに報われている人なんてあまりいないでしょ?
頑張る理由を考える
頑張る場合って以下の理由からの場合が多いと思う。
- 好きだから
- 理想・夢があるから
- 目的があるから
- 与えられた目的だから頑張る
- お金を貰っている以上、頑張る
好きだから頑張る
好きだから頑張る、それはその時点で報われるとか報われないとか関係ないと思う。もちろん報われた方が良いだろうけど、それは二の次じゃないのかな?と。
理想・夢があるから頑張る
何か理想や夢があるから頑張るということもある。
例えば独立したいから今は頑張って働いて資金を貯める!という人もいる。
これが報われるのは理想や夢を叶えた時が多いと思うけど、そこに向かって頑張れている時点で報われているように思う。
目的があるから頑張る
何か目的がある、仕事で言えば給料を上げるためだったり出世したいからだということがあると思う。
スポーツの世界なんてやはり何かの1位になりたいから頑張るという人が多いと思うけど、それは本当に一握りの人であって運もあるし、報われない人の方が多いと思う。
でも、目的を持って頑張れたことは後で何かしらの力になる場合もあると思う(ならない場合もあるけど)。
与えられた目的だから頑張る
サラリーマンに多いけど、会社のために頑張ろう!というのは悪いことでは無いと思う。それに対して会社から目的を与えられてそれに対して頑張るのも別に問題は無いけど、それが報われないからと言って単純に会社の責任にするのはまた違うと思う。
その会社を選んだのは自分(そこにしか行けなかったとしても)なのだから。
お金を貰っている以上、頑張る
お金を貰っている以上はプロなのだから頑張るのは当然、そう考えるのが本来あるべき姿の場合もある。
もちろんそのお金の範囲で頑張れば良いだけだと思う。
ただこの場合報われるとか報われないとか関係ないと思う。
昭和時代の話?
僕は昭和40年代生まれのオッサンだけど、長く真面目に働いていることで昇給していくとだけ考えるのなら既に崩壊した年功序列制の働き方としか思えない。
ポスティングにももちろん技術が必要な部分もあるけどそれほど難しいことでは無いと思う。単発で昔ポスティングのアルバイトはしていた経験からだけど。
そこでどんなに頑張っても大した差なんて無いのに評価されているから時給を上げて欲しいって思うのは良いけど「頑張っても報われないのに努力するの?」という大きな問題になることがどうしても理解出来ない。
なんか昔の労働組合のような言い分に感じるのが正直なところ。
折り合いをつけていくって妥協をすることだと思うけど、妥協するってことは頑張るってこととはほど遠いと思うから「頑張っても報われないのに努力するの?」という疑問には行き着かないのでは?
その前に折り合いをつけてしまっているんだから。
折り合いをつけることは別に悪いことでは無い。多くの人は何かしら折り合いをつけているのだから。
折り合いをつけるのが嫌だというのなら頑張るしか無いし、折り合いをつけるのに悩むのは20代前半までじゃないのかな?
もちろん20代後半にもなって折り合いをつけないでいる人は逆に格好良い!と思うこともあるけど。
それに一番解らないのは
この感覚が重要なのは、フリーランス、非正規雇用だけではありません。
というところ。非正規雇用はそうなのかもしれないけど、フリーランスって頑張れば頑張ったほど報われる状態で無ければ、フリーランスである意味があるのかな?と。
頑張っても報われないフリーランスの場合、それは仕事ではなく生き方じゃないのかな?
大した感覚でも無いと思うんだけど。
その感覚って重要なの?
解らない僕はやばい???
強者の理論
以前似たような話をしたことがあるけど、それは強者の理論だ!と言われたことがある。
いやいや、強者も弱者も関係ないし、本当の弱者は別のところにある。
本当の弱者は頑張るというステージにすら立てない人達のこと。
頑張るっていうステージに立てるのならもう弱者じゃないでしょ?
かなり多様化した社会で逆に若い人の一部は昔の社会に戻りたいのかな?
そんな風に思いました。
で、元記事に納得されている方、何が重要な感覚なのか教えて!
本当に意味が解らないから。
なんかもっとシンプルに考えれば良いだけじゃないのかな?
追記
答えになっていない答え
昇給が無いから、安い給料の中では手を抜くよねっていう意見もあるのですが、それは「頑張っても報われないのになぜ努力するの?」という問いの答えではないですよね?
頑張っても報われないなら、手を抜こうよ!というだけのことなのかな?と。
やはり元記事は設問を中身がまったく一致していないので考えるだけ無意味なことじゃないのかな?と思いました。
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