読みました。
そもそも年齢も立場も違うので全部に賛同することも無いのですが言いたいことや気持ちは解ります。確かに元気なうちにいろいろと遊びたいというのはよく解ります。
ただこの中で書かれていたことで
寿命がわかってねーのが悪い!
老後のために金貯めるっておかしくねぇ? 今使いてーよ - 今日はヒトデ祭りだぞ!
これだけがおもいっきり同意が出来ないというか賛同も出来ないというか反対というか。
寿命って本当に知りたい?????
寿命を知っていてそこまで冷静にいられるか?
恐らくですが若くして(若いと言ってもまだ普通に動ける内という意味で)自分の寿命を知って冷静でいられる人って多くは無いと思うんですよね。
例えば今の60歳ってかなり元気です。
でも60歳で死ぬって解ったら犯罪に走る人もいるだろうし、絶望して自殺してしまう人もいるかもしれない。
あまりこういう言葉は使いたくは無いのですが、寿命が解らないからこそ今を楽しめるし懸命に行きれるんじゃないのかな?
寿命が解らないということに関して賛同しているコメントもあって、寿命を知りたい人っているんだな・・・って思った訳です。
もちろん自ら死を選ぶということで寿命はコントロール出来ないことも無いのですが実際に死のうと思って死ねる人ってかなり少ないと思います(自殺についての是非はここでは関係ないので無視します)。
本当に寿命って知りたい????
知って仮に明日とか半年後とか1年後となった場合、それで冷静に生きられるのかな?
実際に死ぬことを宣告された場合、冷静でいられる人と冷静でいられない人がいる訳ですが、その時は冷静でいられても後からじわじわ恐怖が襲ってくるものです。
僕自身、以前に母親の死因と同じ病気を告げられたことがありましたが、その時は冷静に受け止められたものの後で物凄く恐怖が来ました。
幸いその病気に関してはその後の治療で完治しております。
いつ死ぬか解らないからこそ楽しめる
そしていつ死ぬか解らないからこそ、後悔しないためにいろいろと出来るところってあると思うんですよね。
いつ死ぬか解らないからこそ、僕はいろいろと旅行に出かけようと思っているし過去も旅行漬け(温泉漬け)になっていた時期もあった訳で。
でもいつ死ぬのか解っていてそれが間近なら楽しめないと思う。
もちろん20年後30年後であれば楽しめるかもしれないけど、徐々に迫り来る寿命に徐々に楽しめなくなって精神を病んでしまうかもしれないし。
反対に不老長寿でもつまらない
仮に寿命が無い、つまり死なないとしてもそれはそれでつまらないし凄く怖いことだと思うのですが、今回元記事を読んで最初に頭の中に浮かんだフレーズがエントリータイトルの曲です。
Queenの名曲でこの曲が大好きなのですが、寿命が解るということもこの曲の日本語訳を見れば不毛なことだと考えさせられるのではないでしょうか?
寿命なんて気にしないで(楽しむお金が無いとか時間が無いとかいうよりも)その中で楽しめるものを見つけた方が良いんじゃないのかな?
というたまにはポジティブなまとめで終わります。