たまには珍しく社会ネタでも書いてみようと思う鈴木です。
今回の漫画「美味しんぼ」での福島の描写及び原作者の雁屋哲氏の発言が波紋を呼んでいますが、「ふ~ん、で?」というのが鈴木の率直な感想です。
たまに拝見させて頂いている下記ブログでも書かれていました。
『美味しんぼ』の福島の話について、ずっと考えています。 - いつか電池がきれるまで
いつか電池がきれるまで
基本的には、id:fujiponさんの書いている事と同じ意見なのですが、元々の原作者の雁屋哲氏のスタンスを考えれば、書いてもおかしくない内容です。
美味しんぼ (55) (ビッグコミックス) | ||||
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美味しんぼ (22) (ビッグコミックス) | ||||
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この2冊を読めば、原作者がどういう人物であるかは、解ります。
この原作者の是非は、今回問題では無くこの原作者なら書きそうなネタだという事です。
思想に染まった人間が公正という立場で物事は書けません。
例え、その場で取材をした真実だとしても、真実は主観によっていくらでも変わります。真実というものには、実は主観も客観もありません。
自分が信じたいものが真実になるだけです。
結局は自分の足でその場所に行って自分の目で確かめるしかありません。
その自分の目で見たものを発表する場は今はいくらでもあります。
もちろん、一介のブログと30万部を誇る週刊漫画雑誌では影響力は全く違いますよね。
でも、影響力があるから、公正な判断が必要なんて今更、求めても意味が無いのが現状では無いでしょうか?
影響力があるのに、公正な判断を行っていない、必要な情報を発信していない今のマスコミから考えれば、影響力というもの自体にも疑問が見えてきます。
雁屋哲氏にかんしては、主観を客観に置き換えて公正とする事が多いので、元々信頼にたる情報発信はしていない認識なので、何かを行ったところで、ふ~ん、だから何?と思ってしまいます。
「美味しんぼ」も政治色に染まらない話は、面白いものもあるんですけどね。
ただ、個人的には、「美味しんぼ」の実写版は、唐沢寿明のものが個人的には好きだという事で、締めくくりたいと思います。なんのこっちゃ。
この当時の石田ゆり子は可愛かったよな~。