RETRIPの出典偽装について、引用要件すら無視してる?とメールしたけど返信が無い件
はてなブログの「鈴木です。」は更新を(おそらく)停止しました。
ブログはWordPressにて継続しているので、よければ是非訪れてください。
なお、ちょっと黒い鈴木はnoteをご覧ください。
最近、「日和ってないか?」と言われた鈴木です。
いやいや、あまりパクリメディアのことばかり書いても消耗するので消耗しないようにしていたのですが、「日和っている」と思われるのも心外なので久しぶりにRETRIPのことでも。というか種だけは蒔いていたんですけどね。
先週の金曜日、つまり1週間前にRETRIPにメールをしました。
この人が作った記事の画像の出典の多くが「出典: www.google.co.jp」となっており、実際に出典をクリックすると下記のように表示されます。
出典でリダイレクトってどういうことか?ということで出典になってないけど、どういうこと?とRETRIPにメールで確認した次第です。
でも、1週間経過しても返信は無いし、記事はそのままだしということで書いてみます。
著作権違反かどうかは解りませんが
最初に断っておきますが、今回の件は無断盗用のパクリかどうかは解りません。
僕自身の画像がパクられている訳では無いので。
ただし、リダイレクトがかかる先のサイトに下記のサイトがありました。
壁紙サイトで、著作権は撮影者に帰属することになっています。
例えば、RETRIPのこの記事
池に映える夜の紅葉。最高に風情のある「高台寺」の紅葉ライトアップ | RETRIP
この中でよく使われている写真の著作権者の方のプロフィールページを見てみます。
ここには、下記のように書かれています。
※企業HPや書籍等への無断使用・転載を固く禁ず。
(個人HPやブログ等に限り、使用の場合は連絡不要。料金も発生しませんので、ご自由にご使用くださいませ。)
つまり個人で使用する分には問題ないと書いていますが、企業HPでは無断使用・転載を禁止しており、RETRIPは企業サイトになります。
もちろん、きちんと許諾を受けているのなら何も問題はありませんし、許諾を受けているのかもしれません。
でも、許諾を受けているのなら別に出典及びURLを偽装する必要性は無いと思うのですが・・・。
そもそも出典になっていませんし。
もし転載の許諾を受けておらず、引用だというのならばあきらかな著作権法違反になります。引用は著作権法の範囲であればもちろん引用を行っても良いのですが、必ず引用元を書くことになっていますから。
RETRIPの企業姿勢
RETRIPからこういう出典やURLを偽装していることに対して質問したメールに返信が無いということは、相手にされていないということになると思いますが、企業としての姿勢は疑いますよね。
過去に何度も著作権法違反を繰り返しているRETRIPだけに。
過去に同じように出典を偽装しているライターがRETRIPには居たのですが、その人の記事についてこのブログに書いたところ、そのライターの記事はすべて非公開になりました。
1つ1つ書いていかないとRETRIPは対応しないのかな?
もっとも今回の件をRETRIPが対応するかどうか解りませんが。
RETRIPの記事をシェアするはてなユーザー
RETRIPをSimilarWebで見てみると、SNSのシェアでは2位にはてながあります。
http://www.similarweb.com/website/retrip.jp# より
確かに、はてなブックマークの「暮らし」→「旅行」を見るとRETRIPの記事はいつもいくつかは掲載されています。
29個の内現時点で7個のRETRIPの記事がある状態でした。
そのため流入元もはてなが多くなっています。
結局多くの人にとって写真がパクリであってもパクリメディアを見る人にとっては本当にどうでも良いことなんですよね。
まだまだパクリメディアは続くんだろうな~と思いました。
しかし、出典偽装をしている(と思う)RETRIPは本当に悪質なパクリメディアだと個人的には思います。
以上、RETRIPの出典偽装についてでした。
ご観覧、ありがとうございましたm(__)m
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