以前、パソコンショップで働いていました。大きな店ではありませんでしたが、最終的には店長もしました。
店長ともなれば、アルバイトの面接もします。店長時代に恐らく100人は軽く面接をしましたが、その時に思った事とアルバイトの面接の対策を書いてみたいと思います。
面接に来て怖かった人たち・変わった人たち そして対策
面接に来て別の意味で怖いな~という人、変わった人だな~と思った人も何人かいます。
そんな人達をご紹介
30過ぎて働いた経験が全く無い人
今までアルバイト経験も何も無い人がたまに面接に来ていました。そういう人でも何か理由があって、きちんと受け答えが出来て、パソコンの知識があるのなら採用していました。地方だとパソコンの知識がそれなりにある人は助かるものです。
でも、今まで働いていなかった理由が宗教施設にずっといたから・・・というのはさすがに怖くて採用出来ませんでした。
さすがにこれは・・・怖いです。
専門的な知識が無いのなら、30過ぎて働いた事が無いとさすがに雇うところは少ないと思います。宗教面は隠した方が良いと言えます。
パソコンを教えてもらえると思っている人
パソコンショップで働くとパソコンの事をいろいろと親切丁寧に講座まで開いて教えてもらえると思っている人が少なからずいます。
小さいパソコンショップにそこまで期待されても・・・・。
恐らくどこのパソコンショップでも同じだと思うのですが、パソコンの知識が無い人を雇った場合、最初はレジを覚えてもらったり、掃除をしてもらったりすると思います。その中で徐々にOJTとしてパソコンの事を教えていくと思います。
いきなり講座を定期的に開いて教えてくれるんですよね!と言われても雇えません。
自分で学ぶ!という姿勢を示す事が重要です。
雪駄・アロハ・短パンで面接に来る
GパンでとTシャツくらいなら問題視をボクはしていませんでした。
でもさすがにアロハに雪駄に短パンだと・・・・・働く気、雇ってもらう気があるのかな?と思います。
アルバイトなら私服で面接に行っても良い場合はありますが、上はせめて襟のある服で、下は短パンでなく最低でもGパン、靴はサンダル等は不可。せめてスニーカーで行きましょう。
出来ればスーツが良いですが、高校生・大学生ではスーツをまだ持っていない事もあるので、それは考慮していました。
ほとんど喋らない
面接に来ているのに、ほとんど喋らない人もいました。質問しても「は~」ぐらい。パソコンショップは小売りであり接客も当然するので、きちんと受け答え出来ない人は当然雇いません。これはどこでも同じですけどね。
さすがにボクも「質問に全然答えてくれないけど、何で面接に来たの?」と聞いたところ「親に行けって言われたので・・・」
当然、嘘でも自分の意思で来たと言わない人は雇いません。
また、ハキハキを応える事も重要です。
履歴書を持って来ない
面接は最初電話で受け付けて、時間を指定して来てもらいます。当然アルバイト情報誌等には面接時は履歴書を持ってくるように書いてもらっていますし、電話の時も筆記用具と履歴書を持って来るように伝えています。
でも、持って来ない人がある一定の割合でいました。
当然、履歴書が無い事に面接をしないでいると逆恨みされる事もあるので、面接だけはするのですが、当然採用しません。
また、写真のあるなしで、悩んだ時は写真ありの方を採用します。
履歴書に写真付きと指定が無くても、写真付きの履歴書を持っていくのが一般的です。
また、履歴書がいい加減だと採用しませんので、履歴書も丁寧に書きましょう。
パソコンショップだった事もあり、印刷したものは歓迎しました。
それだけで最低限のパソコンの知識はある事が解るので、スムーズに面接が出来ますからね。
態度が横柄
面接に来ているのに態度が横柄だったり威圧的だったり、言葉遣いが出来ていない場合はやはり採用しませんでした。
接客するわけなので最低限の態度や言葉遣いは必要ですからね。
また電話の時点である程度は判断がつく事もあり面接希望者をまとめるシートには電話応答の受け答えの採点も載せていました。
電話でも丁寧に話しましょう。
目が泳ぐ
面接をしていて、目を合わせた時に目が泳ぐ人がそれなりにいます。
他の業種は解りませんが、目が泳ぐのは接客に向いていないと思うので採用しませんでした。きちんと適度に相手と目を合わせる事が必要です。
パソコンを直近で競合他社で買った事を素直に話す
パソコンを買ったばかりで面白くて興味を持ったからパソコンショップで働きたい!と面接に来た人もいました。でも、他で買ったと言われると・・・ちょっと心情的に・・・
迷った場合は採用されなくなるので、マイナス面は言わない方が良いでしょう。
お客さんだった
よく店に来るお客さんがアルバイトの面接に来る事もあります。お客さんにはお客さんとして接しますので、こちらはいくら年下でも基本的には敬語で話します。その時に年下でタメ口を聞かれても頭にきませんが、そういう人がアルバイトの面接に来た時は別です。
大体、そういう人は面接でも敬語では話せないので、採用しません。もし、自分が働くかもしれない店に行く時は敬語で話すようにしておいた方が無難です。
逆に常連のお客さんで仕事やめた!という人が来て、この店で働かない?とスカウトした事はありますが。
某パソコンメーカーで修理担当をしていた人でした。
金髪だった
小売でも業種によると思いますが、地方ならやはり黒髪か茶色くてもおとなしめの色で無いと雇わない事が多いと思います。
金髪は控えた方が無難と言えます。業種によっては歓迎される場合もあるかもしれませんが。
まとめ
面接は短い時間で判断をしないといけないため、マイナス要素が多いと落とす可能性が高いと言えます。なのでマイナス要素を無くした上でプラス要素を打ち出す事が重要だと言えます。
とりあえずはいろいろなアルバイトの面接を受けてコツをつかむのが良いかもしれませんね。
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以上です。
ご清聴、ありがとうございましたm(__)m