鈴木です。別館

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ブログにおいて直帰率が高い・滞在時間が短いことは別に問題では無い

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いろいろなブログを見ていると直帰率が高いことや滞在時間(平均セッション時間)が短いことを問題視しているブロガーさんを見かけるのですが、別に直帰率が高かろうと滞在時間が短かろうと実は大した問題じゃ無いのにな~と思っている鈴木です。

もちろん、直帰率や滞在時間を気にしているブロガーさんはアクセスアップや収益化等、何かしらの目的があるから気にしていると思うので、そういうブロガーの方に対して直帰率が高いこと、滞在時間が短いことが問題では無いことを説明した上で、別に指標を盛り込んだ方が良いということを説明していきます。

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直帰率について

直帰とは1ページだけを見てブログ(サイト)から去っていく状態をアクセス解析用語では意味しています。

例えば『はてなブログ』であれば読者登録しているブログが更新されれば見に行く人は多いかと思いますが、更新頻度が高いブログであれば更新された時に見るだけで、よほど重要では無い場合は見直すことは無いですよね。

つまり固定読者が多いのなら更新された記事だけを見る人が多いので当然直帰率は高くなります。でも毎回見に来てくれているのであれば、それはそれでありがたいことであり、特に問題は無いですよね。

たまに関連記事を紹介して関連記事を見てくれればラッキー程度に思っていれば十分かと。

検索流入でも、その記事の目的にもよりますが例えば商品紹介・商品レビューをしている記事であればamazonや楽天等のアフィリエイトリンクをクリックして商品購入をしてもらうことが目的になっている場合が多いでしょう。

であればアフィリエイトリンクをクリックして離脱してしまえば直帰となるので直帰率も高くなります。しかしこれも記事の目的は果たしているので何も問題ないですよね。

例えばアフィリエイトをメインにしている場合、集客のための記事と売り込むための記事(キラーページ)という2種類の記事を書いている人が多くいます。

この場合、直接キラーページに来た人の直帰率が高い場合は特に問題はありませんが(アフィリエイトリンクのクリック率が低いのは問題ですが)、集客のための記事からキラーページに遷移してもらえず、集客のための記事の直帰率が高くなることは問題だと言えます。

つまり記事の質・目的で直帰率は見るべきであり、全体の直帰率が高いことを気にしても意味がありません。

記事単位で記事の目的で直帰率が高いのが問題か、そうで無いのか判断することをおすすめします。

滞在時間(平均セッション時間)について

滞在時間が短いと言っている方はおそらくGoogle Analyticsのユーザーサマリーを見て判断していると思いますが、この平均セッション時間の意味を完全に理解しているでしょうか?

例えば直帰した人の滞在時間は0秒でカウントされています。

例えば2PVのユーザーの滞在時間は最初の1PV目のみの時間でしかカウントされません。3PVの場合は1PVと2PVまでの滞在時間で3PV目の滞在時間は含まれません。

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直帰が悪いことでは無いことは説明した通りで、直帰率が高くなれば相対的に滞在時間も短くなります。

直帰率と滞在時間とSEOの関係

直帰率が低い、滞在時間が長いとSEO上、良い結果になると聞いた方もいると思いますが、これはあくまでも相関関係に過ぎません。因果関係はGoogleの中の人しか知らないことであり、Google以外の人が言ったことはすべて相関関係上のことです。

確かにいろいろなSEOの賢威の方やSEO屋さんに話を聞くと直帰率が低い、滞在時間が長いサイト(ブログ)は需要のあるクエリで上位表示される傾向にあると言うことが多いですし、僕自身の経験上からもその通りだと思うこともあります。

ただし、直帰率が高い・滞在時間が短い記事(この場合は平均セッション時間ではなく、ページ滞在時間)でも長く上位表示されている記事もあります。他にも知人のブログでも同様なことは多く起こっています。

つまり相関関係はあっても因果関係は無いということです。

中には相関関係しか無いのにまるで因果関係のように直帰率が高いのは問題!滞在時間が短いのは問題!とブログ論を書いている人もいるのですが、あまり気にしない方が良いでしょう。

アクションをしてもらうことが大切

あくまでも僕の見解ですが、直帰率とか滞在時間よりは記事から何かしらのアクションをしてもらうことが大切であると考えます。

例えば先述した通り、キラーページではアフィリエイトリンクをクリックしてもらうことがアクションになります。集客用のページではキラーページに遷移してもらうことがアクションになります。

またはAdSenseをクリックしてもらうことがアクションになることもあるでしょう。

はてなブログであれば『はてブ』をしてもらう、スターを押してもらうことがアクションになるかもしれません。

僕自身の考えでは、何かしらの目的を持って行うブログの場合、記事単位できちんと目標としているアクションをしてもらうことが大切であり、直帰率や滞在時間は二の次としています。

それよりはきちんと記事に対しての目的を設定し、その目的がどれぐらい達成しているか確認した方が最終的にブログで目的としていることの成果を達成しやすくすると思います。

なおアフィリエイトで生活している僕が考える直帰率は何もアクションをしてくれない割合です。別に他のサイトに遷移したとしても遷移させることが目的の記事であればGoogle Analytics上の直帰率が100%でも問題ないと考えます。

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