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「わたしのしあわせ温泉時間 おとな女子がいく 絶景秘境温泉の旅」を読んだ

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温泉番組にも度々登場する金裕美さんが本をいつのまにか出していたのでついついポチってしまいました。

わたしのしあわせ温泉時間 おとな女子がいく 絶景秘境温泉の旅

わたしのしあわせ温泉時間 おとな女子がいく 絶景秘境温泉の旅

 

発売されてすぐに購入したのですが、3月4月は忙しくて読んでる時間がなくてようやく時間が出来たので早速読んでみました。

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タイトルがおかしい

「わたしのしあわせ温泉時間 おとな女子がいく 絶景秘境温泉の旅」というタイトル

「わたしのしあわせ温泉時間」からほんわかしたイメージが出ますよね。

「おとな女子がいく」から大人の女性向けのレディースプランのある温泉宿でも紹介しているのかな?と思いますよね。

いえ、まったくそんなことはありません。

普通の人は行かないような野湯や共同浴場等がメインになっており、最初に紹介されている温泉は鹿児島の温泉なのですが、船をチャーターしないといけない、脱衣所も無い完全な野湯の紹介から始まっています。

やすらぎを求めて良い温泉宿を紹介している本だと思って購入すると全く違うので注意が必要です。

もっとも金裕美さんがそんな本を出す訳が無いと中身を見ずにAmazonでポチったのですが、想像通り、いや想像を絶する温泉ばかりで非常に面白い構成になっています。

温泉に逃げても良い

この本のまえがきでは金さんが温泉にはまっていた理由が書かれています。

いわゆるブラック企業で働き、円形脱毛症にもなり、いやされるために温泉に行っていたことが赤裸々に描かれています。恋愛でも上手く行かず、

もう仕事も恋愛も、当分休もう

と会社をやめて温泉にのめり込んでいったとのこと。そこから温泉が仕事になっていくから凄いですよね。

温泉にかぎらず、好きなものを徹底的に貫くとそこから仕事が出来てしまうことはあるのですが、そのきっかけが逃げる・休むからでも良いと思うんですよね。

23の温泉を紹介

この本で紹介されている温泉の数は23と1冊の本にしては少ないと言えます。でも1つ1つの温泉のエピソードが非常に面白く読み応えがあります。

23の内、僕が入ったことがある温泉は2つのみで他の21の温泉にはまだ入ったことが無いので読んでいて物凄く行きたくなってくる訳です。

でも温泉に関することだけが書かれている訳ではなく、その温泉で出会った人達との購入も描かれており、心が暖かくなる内容になっています。

温泉に行こうとして遭難しかける

温泉とは別に書かれたコラムで、温泉に行こうとして雪山で遭難しかけたことが書かれていました。

はてなブログで書くと怖い登山クラスタの方々から滅茶苦茶叩かれそうな内容ですが、温泉にそこまで命かけるのか?!ということが書かれています。

でもそこまで温泉を好きになれるってある意味幸せなことですよね。

命からがら 以来のヒット

個人的にはこの本は大原 利雄さんの誰も行けない温泉シリーズ

  • 「命からがら」
  • 「前人未湯」
  • 「最後の聖泉」

以来のヒット作です。

温泉が好きな方でマニアックな温泉に行ってみたいと思う方にはおすすめです!

わたしのしあわせ温泉時間 おとな女子がいく 絶景秘境温泉の旅

わたしのしあわせ温泉時間 おとな女子がいく 絶景秘境温泉の旅

 

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