夢を諦める事は不幸では無い。マイナスをプラスにする思考が重要
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昨日と今日読んだエントリーで気になったものがあったので、書いてみたいと思います。
気になったエントリーは2つ
「どうして人は、目標を掲げても達成するために続けられないのか」について話した - オタク女子と大学教員の日常〜絵日記で綴る結婚生活〜
公平であることは、実は不公平なのか!? - 書道家yoooenさんの奮闘記
男性には無い視点もあったりして、共にいつも楽しく読ませて頂いているブログです。
この2つのエントリーで思った事が
「夢を持つのは平等だけど、夢を叶えられるかは平等では無い」
という事です。
夢を諦めた中学時代
小学生の頃、真剣にパイロットになりたかった。子どもっぽい夢ではあったが真剣な夢であった。夢では無い、自分は絶対にパイロットになる!と考えていた。
漫画「エリア88」や「ファントム無頼」に憧れ
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映画「ライトスタッフ」や「ファイヤーフォックス」にも憧れた
飛行機に乗って大空を駆け巡りたい、そう思っていた。
中学生になり、その夢を実現させるためにも勉強は真剣に取り組んだ。
しかし、その夢は諦める事となった。身体的にパイロットになれない事を知ったからだ。
自分は、色盲だ。色盲はパイロットにはなれない。それを知ったのは中学でそろそろ真剣にパイロットになるためにはどんな進路が良いのか調べた時だった。
自分の進路を見失ったボクは、普通科の公立高校に進んだ。
夢を叶える意思は凄い!
幼くから夢を持ち、それを追い続けて実際にその夢を叶えた人は、格好良い!それは今でも思う。
太田モコさんの旦那さんもそうであるが、例えば有名な人で言えば、イチローもそうだ。イチローは小学校の時、既にプロ野球選手になる事を決めていた話は割りと有名だ。イチローの話を聞いて、格好良い!と思った。そういう意思を持っているのは凄いし尊敬もする。
漫画「ワンピース」が人気になっている理由として、主人公の「海賊王に俺はなる!」という強い意思に憧れている部分もあると思う。
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しかし、世の中にはどんな意思の力を持っても絶対に夢叶えられるとは言えない事もある。
もちろん、自分は太田モコさんの旦那さんやイチローのように意思が本当に強い人間か?と問われれば、そんな事は無い。どちらかと言えば弱い方だ。だから、仮に色盲で無くてもパイロットは諦めていたかもしれない。
しかし、スタートラインにも立てないというのは正直、心をささくれ立てる。
「夢を持つのは平等だけど、夢を叶えられるかは平等では無い」そう思った。
職業選択の自由、平等という言葉はあるが、必ずしも平等でも無ければ自由でも無い。なぜならスタートラインが異なるからだ。チャレンジする事すら与えられない不平等。
人の命を預かる職業(パイロットや医者)を選ぶのは公平性だけでは駄目だ。そう思う事で自分の夢を諦めるしか無かった。
不平等だけど、人の命を預かるという意味では社会は公平であると自分に言い聞かせた。他にもいろんな理由で諦めた夢もある。それがコンプレックスにもなっていた時期もあった。それが吹っ切れるかどうか・・・。
夢を諦めた人間は不幸か?
ならば夢を諦めた人間は不幸か?と言えば必ずしもそうでは無い。今の自分は愛すべき妻も居て、衣食住に困る事もなく、幸せだ。
また、逆に夢を諦めたからこそ、他の夢を持つ事も出来た。それはそれで幸せな事だと思う。
また、夢を諦めた人間が格好悪いか?と聞かれればそんな事は無い。例えばスポーツでは怪我のために選手になる事を諦め、コーチになる人もいる。そのコーチも格好良いと思う事はよくある。
決して夢を諦めても幸せだ。夢を諦めて、吹っ切る事で生まれる幸せもある。
結局は自分の生き方・考え方次第。
でも、男として夢を幼くして持って叶えた人は凄いし格好良い!と思っている事だけは再度、伝えておく。
吹っ切れるとマイナスがプラスにもなる
話は変わるが、吹っ切れるとマイナスがプラスに思えてくる事もある。
このブログではボクが撮った写真をよく利用している。その写真を見て違和感を持った人もいるかもしれない。
理由は色盲なため、普通の人とは色彩の表現が異なるからだと思う。
しかし、色彩がおかしいというのは一種の個性では無いか?と年を重ねてようやく思えるようになった。
色盲というマイナスは、ある意味個性であり、プラスでは無いか?という事。
マイナスを吹っ切る事でプラスになる。ただここまで思えるようになるには、時間はかかった。若くしてそう思える人は強い人だと思う。あいにく自分は弱かったけど、気づけてよかったと今なら思える。
もし、いろいろと人と異なる事でコンプレックスを持っている人は、逆にそれを個性と捉えて頑張って欲しいと思う。
自分を愛する事も必要な事だと思う。
以上です。
ご清聴ありがとうございましたm(__)m
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