仕事が嫌なのに辞められないのはそんなに単純では無いよ。しがらみが一番多い理由だと思うということ
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言及したい記事があったのですが要点が全く異なるので言及するのはやめておきます。
割りと若手のブロガーの方がよくサラリーマンが仕事が嫌なのに仕事を辞めない理由は「プライドが高いから」「世間体を気にしているから」と書く場合が多いのですが、僕は一応会社員で40代で結婚をしており、それなりにいろいろな人といろいろな会話をしてきた中で嫌な仕事を続ける理由で「世間体」や「プライド」というのはかなり少なかった印象です。
それよりも一番大きな理由は「しがらみ」でした(自分調べ)
しがらみって言葉は僕は嫌いでは無く日本人らしい考え方でもあると思いますが恐らくこの言葉を嫌う層も居て、恐らくですが若い人なのかな?と思っています。
この「しがらみ」という言葉と仕事が嫌なのにやめない40代について書いていきます。
シガラミという言葉
しがらみという言葉を調べてみると下記のように書かれています。
《動詞「しがら(柵)む」の連用形から》
- 水流をせき止めるために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを横に結びつけたもの。
- 引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。「世間の―」
ここでいう意味は2になります。
あまり良い意味で使われていませんよね。
類義語を調べてみると下記のような感じです。
縁 ・ 絶ちがたい関係 ・ 腐れ縁
長い間サラリーマン生活をしているとどうしてもいろいろな「しがらみ」が生まれてきます。良いシガラミもあれば悪いシガラミもあります。
腐れ縁って、漫画やドラマ、アニメの幼なじみとの恋愛関係では結構使われるキーワードにもなっていますよね。この場合、腐れ縁というシガラミが良い方向に向いていることもある訳ですし、縁という言葉は良い意味で使われることもよくあります。
悪いシガラミの意味として「世間体」もあるのかもしれませんが
40代ともなるとシガラミが多くなる
40代ともなると本当に様々なシガラミが多くなります。世話になった人を裏切れないと考えるかもしれませんし、住宅ローンを組んでいるというのも1つのシガラミかもしれません。家族がいるというシガラミもあるでしょう。
もちろん「世間体」というシガラミかもしれませんが割合的には非常に少ないと僕の周りからでは感じています。
一番多いのはシガラミは家族に関することです。
仕事が嫌だから会社を辞める、明日から大学(高校)をやめて働いてくれ!と父親から言われたらどうでしょうか?
そんなことを言う父親は稀であり、家族というシガラミの中で懸命に給料が安い!と家族に馬鹿にされながらも働いているお父さんもいるでしょう。
嫌な仕事で嫌々仕事をしていても家族の前では笑顔でいるお父さんもいると思います。
そんなお父さんの姿を見て嫌々仕事をしているけど僕のために頑張ってくれているんだ!お父さんを大切にしよう!と思う子どももいると思います。
むしろそういう子どもの方が多いのではないでしょうか?
そして、プロブロガーやアフィリエイターというのはそうやって頑張ってくれている人がいるからこそ成り立つ職業であることは少し考えれば解ることです。
先日もそんな記事が話題になっていました。
また結婚相手を思いやっている場合もあります。安定した会社のサラリーマンだから結婚を許したという親御さんもいる訳で、その相手の親御さんに世話になっていたらやはり裏切れないと考えるかもしれません。
もちろん自分の人生だからそこまで気にすることは無いと思います。でも他に明確にやりたいことも無いのに仕事を辞める必要性も無い訳で。
またサラリーマンの中には現状維持で満足している方もそれなりにいる訳です。ある意味サラリーマンは気楽な部分もある訳で。でも気楽なサラリーマンでも何かを生み出している、生産をしていることもある訳で、馬鹿にしてはいけないと思います。
仕事は大なり小なり嫌なことはある
どんな仕事だって大なり小なり嫌なことはあります。
それをどこまで許容するかが自分に求められるものです。あまりにもブラックな企業であれば当然辞めた方が良いでしょう。でも嫌な上司がいる、嫌な部下がいる、嫌な取引先がいるという理由だけで自分から動かずに仕事を辞めることを繰り返していたらどうでしょうか?ただの堪え性がない、自分からは問題解決をしていない人に僕は思えしまうこともあります。
もちろん、あまりにもひどい上司や取引先もいて自分の立場ではどうしようも無いことも多いのですが、そんな会社ばかりや時期ばかりでも無いと思うんですよね。
僕はサラリーマンを20年ほどしている訳ですが、嫌な上司も嫌な部下も嫌な取引先もいましたし、会社辞めようかな・・・と思ったことも何度もありますが、そんな環境がずっと続く訳では無いですし、その嫌な上司や取引先と戦って勝利したこともあります。
こう書くと強者の理論と言われてしまうのですが、弱者の理論もあれば強者の理論もある訳で必ずしもどちらが正しいという訳でも無いですよね。
だから仕事を何回も辞めたことは自慢にもならないと僕は思います。むしろその仕事の中で何を得たのかが最も重要であるのではないでしょうか?次に繋がることを得ないで辞めてしまうのはもっとも意味が無いことだと僕は思います。
嫌な仕事から逃げていただけだと恐らく何も得て無いんじゃないのかな?と思うこともいますからね。
そして一番怖いのは逃げ癖がついてしまうこと。
ラベリングすること
「プライドが高いから」「世間体を気にしているから」と嫌な仕事を辞めない理由としてラベリングをするのはやめた方が良いんじゃないのかな?と一番思った訳ですが、そうやって自分の価値観と違う人をラベリングしないといけないということは、自分にそれだけ自信が無いと思われてしまうと思います。
そしてプロブロガーやアフィリエイターが嫌な仕事でも頑張ってくれている人がいるおかげで成り立っていることを考えて欲しいと思います。
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