おかんに捧ぐ 賢く安く買い物をする方法
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なんか、読んで書かないでおこう!と思ったけど、やっぱり書かないとすっきりしないので、書こうと決めた鈴木です。
スーパーマーケットでカード払いが使える時点で、そのスーパーマーケットってそんなに安くないため
う~ん、それはそうじゃないと思ったので、自分の考え及び実践している事を書いてみます。
元の記事はいつも楽しく見させて頂いているこちらのブログの記事
激安スーパーは確かに安いのです!しかし全部が安いわけでは無いんですよね。
どこかで必ず利益を取っていないと唯でさえ経常利益率の少ないスーパー業界では、倒産なんて簡単にします。
薄利多売といっても限界があります。激安スーパーでも利益を取っているところではしっかりと取っています。
特定日に5%オフになるようなサービス
同様に特定日に5%オフになるようなサービスも同様です。それだけの高い利益率があるからこその、割引ですからね。激安スーパーであればそんな割引をするまでもなく安くなっていることになります(もともと利幅が少ない)。
これはどうでしょうか?
この5%OFFっていうのは、7&iであれば、ハッピーデーだったり、イオンであれば感謝デーの事ですね。共に自グループ内でクレジットカードを発行している点に注目をすべきです。
もちろん自社グループ内とは言え、別会社なのでクレジットカードの手数料は払っていますが、かなり安いと言えます。それにこのセールによる売上拡大を考えれば、大した問題では無いと言えます。
また自社グループ内でのクレジットカード会社から、かなりのリベートや販促費が出るので、持ちつ持たれつの関係があります。
つまり5%を安直に売価に乗せていないという事です。ほぼ乗せていないとも言えます。恐らく消費者はこれくらい簡単に気づくと思います。気付かれたら、買い控えが発生します。そこまで馬鹿な戦略はさすがにしていないという事です。
クレジットカード会社のリベートって、結構馬鹿にならないんですよね。
某信販系の会社でショッピングクレジットを組めば、パソコン1台を売るよりもリベートの方が利益があるなんて事もあります。もっともパソコンの粗利率なんて、よくて12%くらいのもので、割引すれば原価なんてすぐに割り込みます。もっともメーカーからのリベートがあるから原価割れしても販売出来るのですが。
なので、5%OFFになる日に大手スーパーで安い商品を買えば、かなりお得です。
大手スーパーで安い商品って何?となると思いますので、下記で説明します。
数の論理
日本で2強と言える、7&iとイオン。やはり数の論理が半端ではありません。
大量一括仕入れによる原価引き下げは今では当たり前の事なので、その理屈を考えれば、やはりこの2社が断然安い原価で仕入れていると言えます。
また、共に物流改革を行っており、自社の物流センターによる一括納品をさせる事で更に原価を引き下げています。
地方の小さな激安スーパーは自社で物流網を持つ事が難しいので、卸業者から納品をしてもらっています。物流コストはそのまま商品に乗るので、原価は高くなります。
そう考えると、やはり大手スーパーの方が安く売れる体制にあると言えます。
ただし、あくまで大量一括仕入れが出来る商品に限るという事です。
冷凍食品とか加工食品(お菓子・ペットボトル飲料・ビール等)はやはり大手スーパーの方が安い傾向にあります。
もちろ、激安スーパーも負けてはいられないので、いろんな方法で原価交渉を行い、大手スーパーよりも安い値段で販売している事はありますが。
激安スーパーが安いのは生鮮食品
大量一括仕入れを行いにくい生鮮食品は、大手スーパーと地元の激安スーパーではあまり差が出ない商品と言えます。
激安スーパーはこれを上手く使っています。
スーパーの作りは基本的にどこも同じで、農産売場が最初にある事が多いと言えます。イメージとして、最初に目につく農産物を徹底的に安く売って(場合によっては原価割れ)、他のもので利益を取るという戦略をしているスーパーも結構あります。
激安スーパーが実は単品で見ると安く無い場合でも、安く見せる例ですね。
また、激安スーパーが安いと言えるもので、惣菜もあったりします。これは安い生鮮食品を上手く使って販売している場合もあります。
また、地元の激安スーパーは鮮度も良いという事が言えます。大手スーパーは数を確保するために鮮度が悪いという事も。
地元の激安スーパーは地元の生産者と直接契約して買い付けている事もありますからね。
勘違いされやすい冷凍食品半額
おかんに捧ぐ 割引率で買ってはいけない商品 その1 冷凍食品 - 鈴木です。
以前書いた記事ですが、激安スーパーって、よく冷凍食品半額をしていますが、実は冷凍食品の半額はあまり安くないという事を書いています。
独自電子マネーで滅茶苦茶安くなる
自宅から一番近い大手スーパー(ショッピングモール)がイオンなのでたまに行くのですが、イオンの電子マネーで特定の商品を購入するとボーナスポイントが付くという事をよく実施しています。
例えば400円のある商品をイオンの電子マネー WAONで買うと50円分の電子マネーポイントが付くとか。1割以上の実質的な還元になるという事です。
でも、これもカラクリがあるのでしょうね。恐らく電子マネーで購入される割合を計算していて、その分がメーカーからのリベートや販促費でカバー出来るのなら実施するとか。
多少、自社での持ち出しがあっても、それは電子マネー普及のための販促費と思えば、損では無いでしょう。
頭の良く効率の良い主婦は既に実践している買い物方法
で、結局、商品によって大手スーパーで買った方が安い商品、激安スーパーで買った方が安い商品って割りと明確に分かれているんですよね。
恐らくこれに気づいている方も大勢いると思います。
なので、
- このカテゴリーは大手スーパーで5%OFFになる日や特売日にクレジットカードで購入する。ただし、電子マネーで買った方が得な場合は電子マネーで購入する。
- 生鮮食品等は、近所の激安スーパーの方が安いから近所の激安スーパーで買う
このように分けて購入している人が増えていると言えます。恐らく食費が月に5万円を超える家庭ならこれで月に2000円~3000円の削減になると思います。
年間で3万円くらいですね。
また、更にこれを楽にしてくれいるのがコマースサイトの発展です。
7&iやイオンは少し遠い。車が無いといけないから週末のみという家庭も多いと思います。でも、今はネットスーパーで購入出来るので、大手スーパーの方が安い加工食品や冷凍食品はネットスーパーで購入をするという方もいます。
嫁は車を運転出来ないので、重たい買い物はネットスーパーで賢く購入しています。
普段必要な生鮮食品は大手スーパーよりも安い近所のスーパーや激安スーパーで購入するというようにして。
ちなみに、鈴木家では、土日のどちらかに大手スーパーに行って買い物をしますが、土日、別に遊びに行く場合は、別の日にネットスーパーを使っています。
それも今の家では4社のネットスーパーを使えるので、比較しながら購入しています。比較が割りと面白かったりして、ゲーム感覚で行っています。時間が無い時は出来ませんけどね。
食の安全性
実は激安スーパーで物凄く安く販売されている食品は、大手スーパーの安全性の自主基準では扱えないものの場合があります。
安全性を無視すれば、今の時代、物凄く安く仕入れられます。安全性を確保すればその分原価に反映します。
ただし、これは激安スーパーが販売しているものが危険という事ではありません。日本の安全性の基準は満たしているのですから。大手スーパーはより安全にという事で、安全性の自主基準を厳しく定めています。
ただし、大手スーパーでも怠惰から、安全では無い食品を扱った事は過去に何度かあります。安全かどうかは、あくまで確率の話に過ぎないという事です。
それなら、激安スーパーで良いじゃん!という人は激安スーパーで購入するでしょうし、いやいや少しでも安全な方が良いという人は大手スーパーの安全性の自主基準を確認して購入するでしょう。
これはあくまで、選択の問題です。
ちなみに、自分は、別にいいじゃん派です。
また、激安スーパーで売られている豆腐なんて1丁20円未満なんて事もありますよね。でも大手スーパーだと100円くらいとか。
これは、実際に味が全然違う場合があります。食べ比べてみて問題ないのなら安い方を購入する方が良いでしょう。
20円と100円の違いは、同じ量の原料からどれだけ豆腐を作っているか、という事なんですよね。10の原料から、豆腐を10個作るのか、原料を引き伸ばして50個作るのかという事です。
しかし、買い物は自己満足
しかし、買い物は自己満足の部分が多くあります。
激安スーパーで購入する事で安く感じたのであれば、それはそれで良い事なのかもしれません。
以上です。
ご清聴、ありがとうございましたm(__)m
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