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鈴木です。別館

「鈴木です。」(http://suzukidesu.com/)の別館です。

Google Analyticsを学ぶ 第3回 「基本用語」

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~ここから本文です~

この連載も第3回目となり、密かに嬉しい鈴木です。

第3回目は、前回のこちらの記事

 

Google Analyticsを学ぶ 第2回 「最初のレポート画面の見方・ユーザーサマリ」見た目編 - 鈴木です。
第2回 ユーザーサマリの見方
で使っていたアクセス解析・ネット独自の用語について説明させて頂きます。

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この言葉の意味について説明していきます。

ユーザー

ユーザーとはサイトに来てくれた方の事です。一般的にはUUと言います。

UU=ユニークユーザー と言う場合が多いです。

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上記の図で月曜日は3UUとなりますが、1週間のUUは結局5UUとなります。

Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん の5人だけなので1週間では5UUとなるわけです。
UUを表す時は期間で表さないとあまり意味はありません。
また、累計UUという言葉がたまに見られますが、上記の図の累計UUは、13となります。実際にはUUは5UUなのに、累計UUは13UUと書かれてしまいます。
例えば同じサイトに同じ人50人が毎日行けば、実際の月間UUは50UUなのに、月間の累計UU数は1500UUとなるわけです。
つまり、累計UUは数字上のマジックが使えます。

期間でのUU数の方がそのサイトとしての本当の価値が判ります。

厳密なUUの意味

厳密には、ユニークブラウザ数となります。

例えば、自宅のパソコンとスマフォからこのサイトを見た場合は、同じ人でも2UUと数えられます。自宅のパソコンでも、FireFoxとChrome、両方でこのサイトを見た場合はUUは2となります。自宅のパソコン、スマフォ、タブレットで見ると3UUとなるという事です。

なので、厳密な意味で本当のユニークな訪問者数というのは計測出来ません。しかし、実際にパソコンで見てスマフォでも見るユーザーはどれぐらいいるか?と言えば、一般的には恐らく10%にも満たないと思います(実際に購入者のみですが、どれぐらい同じ人が異なるデバイスで購入しているか計測した事があります。実際の数字は言えませんが、まあ、統計的に物凄く意識するほどの誤差では無かったという事だけ書いておきます)。

ただし、ITリテラシーが高い人が集まるところほど、本当のユーザー数は異なってくると思います。例えば、ニュースサイトは通勤中の電車の中で見て気になるものは、はてなブックマークで記録しておき、自宅に戻った後にパソコンでチェックするという事をしている方はITリテラシーが高い人ほど行っているように思うからです。

補足

よくGoogleAnalyticsとUniversalAnalyticsの違いはトラッキングIDによってデバイスが異なっても識別出来ると書いてあるサイトがありますが、これは間違いです。間違いとは言い過ぎかもしれませんが、あくまでログインIDと紐付けて計測出来るという事です。つまりログインIDと紐付けられなければ出来ない事となります。通常のブログサイトでは、ログインIDなんて関係ありませんので、この違いは意味がありません。実際に大手企業でAdobeAnalyticsを使っており、ログインIDを必要とするサイトは以前から行っています。また、パソコンではログインを行うが、スマフォではログインを行わないユーザーでは、計測すら出来ません。

そうは言ってもある程度のサンプルデータが集められるので、コマースサイト等では最初に設定したデモグラ等のペルソナ像との比較検証が行えるので、有意義なデータにはなります。

セッション

セッションとはサイトに来てくれてから、サイトを出ていくまでの一連の流れを意味します。 セッション数は、UUとか関係なしに何回そのサイトに来てくれたか、その数になります。

例えば、Aさんが朝9時にこのサイトにきて、夕方17時にこのサイトに来た場合、UU数は1ですが、セッション数は2となります。

小売の経験者なら解ると思いますが、来店客数がセッションと同じ概念です。
同じ人かどうかなんて、よほど規模の小さいお店で無ければ解りませんよね。普通の街にあるスーパーで来店客数を調査した時、同じ人が2回来ても同じ人だから来店客数は1とはしませんよね?来店客数2として記録します。

GoogleAnalytics独自のセッションの注意点(中上級向け)

実はアクセス解析ツールによってセッションの定義が微妙に異なります。GAの場合は、以前は30分ルールと呼ばれ、サイトに来て何もしなければセッションは30分で終わるようになっていました。今でも基本は同じですが、今はこの何分何もしなければ、セッションが終了したか設定出来ます。1分~4時間の間で設定出来ます。

また、もう1つ注意したいのが、新しいキャンペーンコードを踏んでから来ると30分以内でも新しいセッションになります。

キャンペーンコードとは、例えば参照元情報が得られない時などによく使われます。参照元とは簡単に言えばどこから来たか?という事です。Googleの検索から来たのか?誰かのはてなブックマークから来たのか?それとも誰かのサイトにリンクを貼ってもらっていて、そこから来たのか?そういう事が意味します。

しかし、参照元の情報が得られない場合があります。一番多いのが恐らくメールからだと思います(一部のウェブメールでは参照元は収集出来ます)。コマースサイトではメルマガを発行していますが、メルマガを専用のソフト(アウトルックとか)で受信していて、そのメルマガにリンクが貼ってあった場合、そのリンクをクリックしてサイトに来る事がありますよね。でも、この場合、どこからその人が来たのか参照元情報を得る事が出来ません。また最近だとLine等のアプリで来た場合も参照元が得られません。そういう時はどうするか?キャンペーンコードというパラメーターをURLにくっつけて、そのコードからどこから来たのか判別を行います。

具体的には、

http://suzukidesu23.hateblo.jp/?utm_source=mailmagazine&utm_medium=mail&utm_campaign=mail

 こんな長いURLがあったとします。でも結局、このURLをクリックしても鈴木のこのブログのトップページに行くだけです。

http://suzukidesu23.hateblo.jp/ の後に?utm_source~~~とありますが、この?の後ろからがキャンペーンコードとなります。例えば、最初はGoogleの検索からサイトに行くと、参照元はGoogleになります。そこでサイトを見ている時にメールを受信したので、メールを見て今度はメールから同じサイトに行くと、セッション数は2となります。

更に加えるなら、新しいグーグルアナリティクスは途中で参照元が変化すると新しいセッションになります。Googleで検索してサイトに行き、その途中でYahooで検索して同じサイトに行ってもセッション数は2となるという事です。

参照は以前のバージョンの Google アナリティクスとは異なる方法で処理されます。

ユニバーサル アナリティクスでは、デフォルト設定により、すべての参照で新しいセッションが開始されます。たとえば、ユーザーがサイトを訪問して離脱した後すぐに戻ってきた場合、そのユーザーについては 2 回のセッションが記録されます。ただし、トラッキング コードを編集し、参照除外設定を使用すれば、特定のドメインからのトラフィックを参照トラフィックとしてすべて除外することもできます。

*グーグルアナリティクス ヘルプページより

 もう1つセッション数で注意する点

もう1つ、例えば23時55分にあるサイトに行って翌日の0時5分まで居たとします。すると、セッション数は2になります。つまり、日付が変わるとセッションはそこで1回切断されるという事です。

これは、1日辺りのセッション数を計測する上で必要になるためです。
なお、ユーザー数も同じです。2日間のUU数で見れば1ですが、1日辺りのUU数は日付が変わる前で1,日付が変わった後で1と計測されます。

ページビュー数

これは何ページ見てくれたか?と言う事です。
Aさんがサイトに来て、最初のページを見て、次のページを見て、ブラウザの戻るボタンで最初のページに戻った場合、PVは3となります。
一部のアクセス解析の解説書では、この場合はPV数は2となると書かれているものがありますが、これも見方を変えれば正解です。しかし、グーグルアナリティクスの場合は3PVとなりますので、注意して下さい。

PVが2と書いてあるものは、GAとはタイプの異なるアクセス解析ツールを使っている場合です。ただ、GAはウェブビーコンタイプのアクセス解析ツールであり、一般的なアクセス解析ツールは、ほぼウェブビーコンタイプです。

ページビューのカウントはほぼURLの変化によって発生すると考えて下さい。

ページ/セッション

これは、PV数をセッション数で割ったものです。つまり1回の訪問で何ページ見てもらえたか?という平均値となります。

平均PV数と言えます。

ブログの場合は概ね1.1~2くらいが多いと思います。
コマースサイトならば、3~10くらいかな?と思いますがサイトの要件により異なります。ただ、コマースサイトでこの数字が3以下だと、あ~CVR悪いんだろうな~と予想出来ます。

CVR=コンバージョンレート 例えば100セッションあって、購入してくれた回数が3回なら、CVRは3%となります。3%あれば物凄く良い数字です。
平均PV数の値が低いと何故CVRが低いかと言えば、コマースサイトの場合一般的には、サイトに来て、商品カテゴリーページを見て、商品詳細ページを見て、カートに入れて、決済確認ページにいって、決済完了ページへ、という流れになり6PV必要になります。なので、平均PV数が低いという事は購入までのセッションが少ない事を意味するので、この数字だけでCVRの良し悪しがある程度、推測出来ます。

で、鈴木のこのサイトは、1.15なのではっきり言えば、悪いです(;´д`)トホホ…

平均セッション時間

セッション(サイトに来てからサイトを離れるまで)の平均時間です。
鈴木のこのサイトの平均セッション時間は27秒ですが、恐らく本当は50秒以上はあると見込んでいます。

は?何こいつ言ってんの?数字は27秒と書いてるだろ!と思われる方もいるかもしれませんが、本当に50秒はあると思っています。

その理由は、例えば、このサイトのトップページに来て、ある記事を見て、そのままブラウザを閉じた場合、PVは2PVになりますが、トップページを見ていた時間が20秒、記事を見ていた時間が3分だった場合、セッション時間は3分20秒では無く、20秒と記録されます。

実は最後に見たページの時間はカウント出来ないのです(ただし、別に設定を行う事で概ねの時間をカウントする方法はあります)。

次に説明する直帰率の直帰に関しても、直帰の場合はセッション時間は0秒となります。

何故、こうなるかと言うと、滞在時間というのはサイトに来た時から、次のページに行くまでの時間の差分の合計値で出しており、最後に見たページの時間は次のページが無いので、差分が求められません。結果、最後に見たページの時間は計測出来ない事になります。

直帰率

直帰率の前に直帰とは、サイトに来て、何もする事なくサイトを離れてしまった状態と意味します。

直帰率は、何もせずに離れたセッション数を全てのセッション数で割ったものとなります。

直帰セッション数÷総セッション数 となります。

このサイトの91.83%は良いのか?悪いのか?という事で言えば、悪いです(/_;)

泣きたくなるくらい悪いです。

悪い理由も解っているのですが、具体的に改善がまだ出来ていません。
少しずつ改善は行っていく予定です。これを改善する事でPVの向上にも繋がります。

はてなブログならせめて85%は切りたいところだと思います。

新規セッション率

セッション数の中で初めて、このサイトに来てくれたセッションの割合です。

例えば、10人の方がこのサイトに今日来てくれたとします。その内、7人が今日、初めてこのサイトに来てくれたのであれば、新規セッション率は70%となります。

ただし、注意して欲しいのが、Aさんが今日、初めてこのサイトに朝9時に来ました。夕方17時にもまた来てくれました。

この場合、セッション数は2で、新規セッションは1、リピートも1となるので、新規セッション率は50%という事になります。

他にもBさんが昨日初めてこのサイトに来てくれて、今日も来てくれた場合、今日の新規セッション率は0%となります。しかし昨日と今日で見ると、セッション数は2となり、新規セッション率は50%となります。

Aさん 朝に1回(初セッション) 夕方に1回 合計2セッション

Bさん 本日1回(昨日は新規セッションが1となり、2日間では2セッション)

AさんとBさんを足すと、今日だけで見るとセッション数は3となり新規セッション数は1となりますので、新規セッション率は33.3%となります。

2日間の合計では、セッション数は4となり、新規セッションは2となりますので、新規セッション率は50%となります。

以上で、前回出てきた重要なキーワードの説明となりますが、もう1つだけ覚えて下さい。

離脱率

離脱率は、サイトを離れると必ず発生しますが、必ずページにひも付きます。

離脱率の離脱とは、サイトを離れる事です。

公式は、離脱のあったページを最後にユーザーがサイトを離脱したセッション数をサイト全体のPV数で割ったものです。

 

離脱セッション数÷総PV数 となります。

 

これはグーグルアナリティクスの場合です。企業やアクセス解析ツールによっては、この公式ではなく、

離脱セッション÷総セッション数 

としているところもあります。
問題は企業であれば、その企業内で、公式が全員に認知されていれば問題ありません。ある人は、GA方式の数式、ある人は異なる数式を用いて、同じ会議でその数字を比較するような事が無ければ問題ありません。

公式

今回一番覚えてもらいたい公式です。

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こがグーグルアナリティクスというよりもアクセス解析の一番の基本となる公式です。

実は、今後このエントリーを進めていくにあたり、この公式を理解していないと間違えてしまう例があります。

絶対に上記の公式が覆る事はありません!覆った場合は、何か間違っているという事になります。

UUは絶対にセッションより大きくなる事はありません。同じ数字になる事はあっても。

セッションもPVより大きくなる事はありません。同じ数字になる事はあっても。

この公式は物凄く単純ですが、これを忘れてしまうと、かなり後で説明するカスタムレポートというグーグルアナリティクスの機能で間違った設定をしても気付かない事が発生します。

必ず覚えて下さいね。

以上、第3回でした。

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