今年からウェブ業界に務めた人にお薦めしたい本10冊
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いい年して、まだまだウェブ業界歴は短い鈴木です。
この年齢から、経験無しでこの業界に移る人は少ないと思います。そんな鈴木がウェブ業界に勤めだして間もない方にお薦めしたい本10冊を紹介します。
- 作者: WACA 一般社団法人ウェブ解析士協会,WACA 一般社団法人ウェブ解析士協会カリキュラム委員会
- 出版社/メーカー: WACA 一般社団法人ウェブ解析士協会
- 発売日: 2014
- メディア: 大型本
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初級ウェブ解析士という試験の教本ですが、この資格を受ける受けない関係なしに読んでおいて損の無い1冊です。ウェブ業界にいる以上覚えないといけないアクセス解析やウェブマーケティングの事が体系的に学べます。しかし、この書籍で学べるのは表面上の体系です。ただ、繋がりが見えてくるので、その中で自分で覚えないといけない事を中心に他の書籍や実務で覚えていくと良いと思います。少し高いですが、その価値はあります。
サイトサーチアナリティクス アクセス解析とUXによるウェブサイトの分析・改善手法
- 作者: 清水誠,池田清華,UX TOKYO
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2012/10/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 86回
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サイト内検索について書かれた本です。しかし、この本からでもUIやUXの事も学べます。非常に単調な業務になり兼ね合いサイト内検索ですが、顧客第一視点で考えた場合、サイト内検索は、まさに実際の店舗での接客となります。
サイト内検索を持つサイト運営者は読んでおいて損はありません。
ウェブサービスを手掛ける場合は最近のトレンドを抑えるという意味では必読すべき本だと思います。
グロースハッカーを読んだ時に、何故か思い出したのが、この本。
ウェブ系の会社にいる人はマーケティングは理解していても、マーチャンダイジングは理解していない事があります。マーチャンダイジングを知り、実際の店舗では何が考えられているのか学べば、コマースサイトの場合は勉強になりますよ。
渥美俊一先生は、小売の神様とも言われる、伊藤雅俊さん(7&i)、岡田卓也さん(イオン)にも大きく影響を与えた方です。
コマースサイトだから、実際の小売は関係無いという事なく、小売の本も読んでおくと勉強になります。
ユーザーってよくウェブ業界の方は言いますけど、どういう意味で使っていますか?顧客と何が違いますか?そんな疑問を解決してくれるかもしれない本です。
この本を買うきっかけになったのは、ある方が「アップルのiPhoneや、iPadを使っている人が、アップルの顧客という自覚があるか?ほとんどの人はユーザーという認識しか無いのでは無いか?」と言った時に、この本を紹介されたからでした。
気になったら、是非とも読んでみて下さい。
- 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
- 購入: 24人 クリック: 360回
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ウェブ業界でよく使われている言葉、スタートアップ。それを知るのに最初に読むべき本だと言えます。
いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方
- 作者: 安川洋,江沢真紀,村山佑介
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2014/02/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SEO、SEOってよく言われるし、ネットで調べてもいろんな人が違う事を言っていると思うのが、まさにSEO。瀬尾さんではありません。
SEOを学ぶにあたって最初に読むべき本がこれであり、これを基本にして覚えていけば、SEOコンサルを目指すのでなければ問題ないと言えます。
この本を書いているアユダンテさんという会社はSEOに関しては業界で物凄く定評のある会社です。
- 作者: グーグル・アドセンス研究会編
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ウェブ業界なら、GoogleAdwordsについて学ぶ方も多いかと思います。では、Adwordsで出稿した広告はどこに、どう表示されていくのでしょうか?それを知るならまさにこの1冊です。
Adwordsの反対は、Adsenseだと勝手に思っています。
- 作者: 村上福之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 153回
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少し難しい本が続いたので、気を抜くためにお薦めの本です。
でも、この本で書かれている2つの事はとても参考になりました。
- 「お金を払う」ではなく「お金をもらう」とスキルは高速で身につく
- Nullなり適当な値をつっこんでコンパイルする勇気
この2つのキーワードが気になった方は是非読んでみて下さい。
はっきり言って、ウェブ業界はブラックな会社が多いと言われています。製作会社なんて、割りと倒産していますし。
それに辞めて独立を考える人も多い業界です。
しかし、自分が勤めている会社の良し悪しを知った上で判断した方が良いと思います。その時、何を基準に会社の良し悪しを見れば良いか、この本で解りますし、独立する上で重要な事も解ります。
また社長が何を考えているか知る事で、出世も早くなります。
社会人全員に読んでもらいたい1冊でもあります。
他にも読んだり、読みかけの本は何冊かあります。例えばGoogleAnalyticsの解説書なんて、2冊読みましたし、PHPやJavascript関係の本は少しずつ読んで覚えていっています。専門的な事よりも概念的に知っておいて欲しい事を書いた本を選んでいます。
なので、コンサル系でも制作系でも経営系でもウェブ業界にいるなら読んでおいて損は無い本を選んだつもりです。
参考になれば幸甚です。
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