画像の無断転載は無くならないのか?パクリメディア「キナリノ」に見る盗用する人の考え方
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最近、パクリメディアのことを書いていませんでした。というのもパクられることが表面的にはかなり減ったから。
でも、相変わらずパクる人はパクるんですよね。
さて久しぶりにパクリメディアに画像をパクられたのでパクリメディアの画像盗用はどれだけパクらなくても良いように誘導していてもパクる人はパクるということを書いてみたいと思います。
パクリメディア「キナリノ」
今回、画像をパクった(盗用した)のは価格.comが運営している「キナリノ」というキュレーションメディアとも言うかもしれないパクリメディアです。
パクった画像を掲載しているのがこちらの記事
日本屈指の温泉県!美容や健康におすすめの大分県内の珍温泉6選 | キナリノ
七里田温泉のところの2枚目の画像がそうです。下記の画像
(既に削除されています)
盗用する人の考え方や心理
盗用された画像を掲載しているブログは僕が運営している温泉専門のブログです。
もう何枚も何枚も今まで画像はパクられています。
なのでサイトにはきちんと無断転載をしないようにも書いておきました。
またサイドバーにも転載禁止及び使いたい場合の方法を案内しています。
先ほど、価格.comさんには請求書の送り先を教えて下さいと問い合わせページからしておいたので、きちんと返答が来るかどうか楽しみです。
それはさておき、これだけ書いていても画像をパクる(盗用する)ライターは何を考えて盗用しているか?と言えば答えは3つかなと思います。
- そもそも注意書きを見ていない
- パクることに違和感を感じていない
- パクることは犯罪であることは知っていてもお金や承認欲求のために行う
上記の3つの内1つもしくは3つすべての場合もあると思います。
そもそも注意書きを見ていない
恐らく画像を盗用する人はGoogle等の画像検索で画像を見つけてそのまま保存してURLだけをメモして出典として記事を書いている人が大多数だと思います。
つまり注意書きがあるとか無いとか全く気にしていない。
そんなもの見ていない。
つまり著作権者に対して一切の敬意を払っていないと言えるでしょう。
これは下記のことにもかかってきます。
パクることに違和感を感じていない
そもそもパクることに違和感を感じていない。
著作権というものは多少なりとも知っているけどパクる段階において一切そのことは頭に浮かばず違和感を感じずパクっているとも思います。
こんな意見もあります。
最初から何の不自由も無いブロードバンド接続で大量にコンテンツを消費できる時代に生まれて、人が時間をかけて一つずつ写真を撮ったりしていることを想像できない環境にいたのでしょう。
ネットに公開されているものは、公開されているんだから全部自由に使って良い!
っていうか何でこの人たち怒ってるのか全然分からなーい。そう思っているのかもしれません。
確かにこの通りな部分はあるかもしれません。パソコン通信時代の56kモデム以下の通信速度時代は画像のやりとりをするのも大変でしたが今はスマホでも簡単に画像を落とせます。そこまで簡単になると写真を撮っている人を意識しなくなるのでしょうね。
またネットに公開されているものは自由に使っても良いと考えているのは大手Web企業のサイバーエージェントの渡辺氏もパクることでも見る人がいれば価値があるという開き直りをしているのだから、その記事を見た人がパクることは悪いことでは無いと思って平然とパクるようになっているかもしれません。
パクリメディアの運営者がパクることを薦めているようでは確かにパクることに違和感を感じることは無いでしょうね。
これがサイバーエージェント 渡辺氏の犯した大罪だと僕は思っています。
さて、先日ちょっとした機会があって上記で引用させていただいている しゅうまいさんと直接話す機会があったのですがやはりパクる人というのはそもそも最初から違和感を感じていないんだろうな~ということでした。
確かにパクることに違和感を感じていたら注意書きも読むだろうし、そもそもパクらないだろうし。
パクることは犯罪であることは知っていてもお金や承認欲求のために行う
パクることは犯罪と知っていても訴えられることは滅多にないし訴えられても個人ならその裁判費用と手間とストレスで途中で投げ出すのは解りきっているからパクリ続けているパクリメディア。
人の皮を被ったただの金と承認欲求の化け物。
また承認欲求のために漫画やアニメのワンシーンを出典名無しでキャッチ画像として使用しているブロガーも多数いますが、それも承認欲求のためなのかな?と思ったり。
承認欲求そのものは別に問題ではなく、承認欲求のために盗用するのはどうか?と思う今日このごろ。でもたまにオマージュだとかリスペクトだとか"のたまう"人も居て、そんなに尊敬しているのならそれこそ出典名は書くべきだろう・・とは思うのですが。
キナリノさん(価格.com)の返答は近日公開予定
キナリノさん(価格.com)は本当に5万円を支払ってくれるのか、それとも画像を差し替えて終わらせてしまうのか、その結果は後日公開いたします。
それともライターに責任をすべて背負わせて終わらせるか。
追記:キナリノさんから連絡きました。面白い方向に向かうかもしれません。
以上です。
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